タンチョウ(丹頂)

コイ目 コイ科 フナ属
中国
4~25cm
4~25cm
約10年
中性~やや弱酸性
15~25℃
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

雑食性/主食:金魚用人工フード 副食:イトミミズ、アカムシ、ドライシュリンプなど

中国原産の金魚で、白色の体に頭にある鮮やかな赤色が特徴。丹頂鶴を連想させる赤い頭から、この名前がついた。体型はオランダシシガシラタイプ(オランダ型)。日本へは、昭和30年代に渡来したといわれ、もともと中国では“紅頭”や“紅帽子”といった名前の金魚だった。現在流通しているものは、ほとんどが日本国内にて繁殖されている。背びれの無いものは、日本でなじみの薄いタイプで“ガコウトウ”と呼ばれる種類。

なれやすさ★★★☆☆
飼育のしやすさ★★★★★

比較的なれやすく、人の顔を覚え、エサの準備をしたりする仕草に反応して寄ってくるようになる。ぷくぷくした丸い体をふりながら泳ぐ姿が、とても愛らしい金魚である。

一般的な金魚同様、簡単に飼育できる。大きい個体は、口に入るようなメダカなどの小さな魚を誤って食べてしまうことがあるので、混泳は避けたほうがよい。また、雑食傾向が強く、食欲旺盛で口に入るものは何でもたくさん食べる。食事のバランスを考えて与えること。飼育環境や食事内容によって頭の赤色が薄くなる場合があるため、色揚げ用の飼料を与えるとよい。

おすすめ度★★★★★

和金魚に次いで飼育がしやすく、初心者のかたにも最適な金魚。丸々としたオランダシシガシラタイプの体型と、丹頂鶴と同じ赤い頭がチャームポイント。 はじめは小さい金魚でも短期間で大きく成長するため、あらかじめ広い水槽で飼育するようにしよう。