カノコスズメ

スズメ目 カエデチョウ科 キンセイチョウ属
オーストラリア
オーストラリア北部
10~11cm
10~11cm
13~16g
13~16g
約5年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:フィンチ専用混合フード 副食:野菜(小松菜・チンゲン菜など)

特徴は一見変わった模様で、顔全体は白く、周りに黒い縁取りがあり、フクロウに似ていることから、外国では“フクロウスズメ”とも呼ばれることもある。翼には白く細かい模様があり、くちばしは青灰白色をしている。配色は地味でも模様が珍しいため、非常にインパクトのある可愛らしい風貌である。オス・メスともに体色は似ているが、オスは全体的にはっきりした色合いで、胸部分の黒い帯模様の幅が広い。外見での性別判断は難しい。繁殖は比較的難しくなく、一般的に十姉妹を仮母として使うことが多い。

食事(野生下)

種子類などの穀物食

なれやすさ★★★☆☆
飼育のしやすさ★★★☆☆

ヒナはほとんどショップに出回ることはなく、臆病な性格のため成鳥から手のりにすることも難しい。飼育はじめは人間に対して、警戒心をもっている個体がほとんどなので、無理に触ったりすることはストレスや体力消耗につながるため、静かに色や動きを楽しむ観賞タイプの鳥といえる。うまく繁殖させてヒナから接していくと、手のりになる個体もいるようだ。

基本的な飼育方法は、ほかのオーストラリアンフィンチと同様で、基本的には寒さに弱く、秋口の朝晩・冬・春先の朝晩などはヒーターなどで保温し、だいたい25℃前後にしておくとよい。繁殖中はとくにストレスをかけないよう、静かな環境にしてあげること

おすすめ度★★★★☆

フクロウやペンギンにも似た模様が特徴の、何とも可愛らしいオーストラリアンフィンチ。飼育環境はストレスに弱いこともあり、安定した環境にすることと、気温の低い季節は保温をしてあげよう。観賞メインの飼育するほかにも、手のりにするために繁殖に挑戦してみるのも楽しい鳥である。