ダマヤブワラビー

有袋目 カンガルー科 カンガルー属
オーストラリア
オーストラリア大陸
59~69cm(尾を含まず)
59~69cm(尾を含まず)
約7.5kg
約5.5kg
41~43cm
10~15年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:牧草、ウサギなどのペレット 副食:果物(リンゴ・みかんなど)、野菜(小松菜など)

野生のダマヤブワラビーは、オーストラリア南部の島の低木林などに生息している、比較的小型のカンガルーである。育児嚢(いくじのう)とよばれる腹部にある袋で子育てをする有袋類である。妊娠期間は短く、およそ0.3gという小さいサイズで生まれる子供を、親は袋の中で生後約8ヶ月まで育てる。基本的は夜行性のため、夜間活発に活動する。威嚇したり仲間を呼ぶときなどに、特有の声をだすことがある。

食事(野生下)

草食性/草、木の葉

なれやすさ★★★★☆
飼育のしやすさ★★☆☆☆

基本的に人によくなれる動物。少しずつ声をかけたり手からエサを与えると、呼ぶと来るようになったり、なでたりできるようになる。音やにおいに敏感で、飼い主の仕草や物音、食べ物のにおいなどで、食事やおやつの時間を覚える。環境になれた個体が、リラックスするとお腹をだしてくつろぐ姿がなんとも可愛らしい。 ある程度成長した個体の飼育は、警戒心が強く大変臆病なため、じっくり期間をかけて接していくことが必要。あくまで野生動物であるため、過度なスキンシップは控えよう。

カンガルー科の中では小型ではあるが、高さ・面積共に大きなケージが必要。自由に運動できるスペースも用意してあげよう。ウサギのようにトイレの場所を覚えることはできないが、体の大きさのわりには体や排泄物のにおいが少ないといえる。 しつけに関しては、大きなリアクションや声で叱ってしまうと、びっくりして臆病になり、飼い主に恐怖心をもってしまうので注意しよう。また、過度なスキンシップやしつけを行うと、ストレスにより体調を崩してしまうため厳禁である。

おすすめ度★★★☆☆

カンガルーにそっくりな可愛らしい風貌の人気者。カンガルーより小型サイズのため、大きめサイズのケージでも飼育が可能。好奇心旺盛で、何にでも興味をもつ遊び好きな一面もある。1度覚えたイタズラは繰り返してしまうため、食べてはいけないものや危険なものには近づけないようにしよう。