アニマル図鑑(小動物)詳細印刷用ページ
ペットショップのコジマ - 子犬・子猫をはじめ、多彩なペットたちを提供しています。
カクレクマノミ
スズキ目 スズメダイ科 クマノミ属 |
|
西部太平洋~東部インド洋(日本では奄美大島以南に生息) |
|
4~11cm |
|
4~11cm |
|
3~13年 ※正確なデータは不明 |
|
弱アルカリ性 7(海水):3(淡水) |
|
24~28℃ |
食事(飼育下) |
特徴 |
---|---|
雑食性/エメラルド、マイシス、ブライン、スクイッド、プランクトン、シオミズツボワムシ、ブラインシュリンプなどの冷凍・乾燥フード |
鮮やかなオレンジに、ホワイトの白帯模様にブラックの縁が入った印象的なカラーと、丸みをおびた顔と体つきが特徴。その可愛らしさから、観賞魚として非常に人気の高い種。国内でも珊瑚礁の多くある奄美大島などの地域の海で見ることができる。センジュイソギンチャクや、ハタゴイソギンチャクと共生しており、主にひとつのイソギンチャクにファミリーで生活している。ほかのクマノミと同じく、雄性先熟型の雌雄同体魚である。 近年では映画「ファインディング ニモ」で一躍有名となり、小さく可愛らしいキャラクターは一世を風靡した。以前からアクアショップで販売されている種であるが、その爆発的な人気による乱獲で生息数が減少したことも問題視された。 |
食事(野生下) |
|
プランクトン、付着した藻類、甲殻類など |
|
なれやすさ★☆☆☆☆
|
飼育のしやすさ★★☆☆☆
|
臆病な性格で、驚かせると名前の通りイソギンチャクにすっぽり隠れてしまう。基本的に鑑賞のみを目的とする魚である。 日中は活発に動き回り、夜はイソギンチャクの中で寝ている。 |
一般的には丈夫で飼育も容易と説明されていることが多いが、水質・水温などの調節によっては体調を崩しやすく、イソギンチャクの飼育の知識も必要。小さな魚ではあるが、水質保持が困難なため水槽は最低でも60cm以上のものを用意する。状態がよいものであれば比較的問題ないといえるが、イソギンチャクは死ぬと溶けはじめ、水質を悪化させる。そのため、飼いはじめは先にイソギンチャクのみを飼育し、水質が安定してからクマノミを水槽に入れることをおすすめする。 |
おすすめ度★★★★★
|
|
映画のキャラクターそのままといった、小さくてカラフルな観賞魚。イソギンチャクからのぞく顔、そして頭を振って泳ぐ独特の姿が見ていても飽きのこない愛くるしさ。 飼育難易度が少し高いため、あらかじめカクレクマノミとイソギンチャク双方の設備の準備と知識を知っておく必要がある。 |