シュバシキンセイチョウ

スズメ目 カエデチョウ科 キンセイチョウ属
オーストラリア
オーストラリア北東部の疎林や森林など
14~15cm
14~15cm
24.5~26g
24.5~26g
5~6年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:フィンチ専用混合フード 副食:野菜(小松菜・チンゲン菜など)

キンセイチョウ属の中で最も美しいといわれる種類。目頭部分に黒いポイントと、喉全体に楕円形の黒いよだれかけのようなカラーが入っている。赤朱色のくちばしが鮮やかで、キンセイチョウより若干大きい体つきである。最近ではシナモン・ルチノーなどの色変わりも作出されている。似た種類で“オナガキンセイチョウ”がおり、体は同色でくちばしが黄色い。オスはメスより若干頭部が大きく、喉の黒色部分が大きいことが特徴だが、ほとんど同じように見えるため判断は難しい。主に乾燥地帯の水辺に分布し、草木の茂みや樹上に巣をつくる。食性は種子類中心の穀物食で、飼育下ではとくに青米などを好んで食べるようだ。

食事(野生下)
アドバイス

種子類などの穀物食

とくに繁殖中はストレスをかけない飼育を心がけよう。

なれやすさ★★☆☆☆
飼育のしやすさ★★★☆☆

基本的には臆病な個体が多いため、美しさを観て楽しむ観賞鳥としてゆっくり飼育するとよい。 落ちついた環境を整え、ペアで飼育すると繁殖も可能で、ヒナから飼育すると手のりにできる。しかし繁殖・ヒナの飼育は容易ではないため、環境や管理に十分気を配ることが必要である。

キンカチョウなどの丈夫なオーストラリアフィンチに比べると多少デリケートだが、落ちついた環境を整え、保温などに気を付けてあげることができれば飼育は難しくない。神経質な性格のため、繁殖は静かな落ちつける環境でないと育児放棄してしまうことがあり、繁殖中、ケージ内を頻繁に覗いたり、ストレスをかけたりすることは厳禁である。

おすすめ度★★★☆☆

一風変わったカラーリングに、口紅を塗ったように鮮やかな紅いくちばしが特徴のオーストラリアフィンチ。最近ではノーマル以外にも色変わりが出ている。少し臆病な性格であるため、見た目を楽しみながらゆっくり飼育したいかたにおすすめ。