コガネメキシコ

オウム目 インコ科 クサビオインコ属
ブラジル
ギニア・ブラジル北西部・スリナム等
約30cm
約30cm
100~120g
100~120g
約15年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:中型インコ専用混合フード 副食:野菜(小松菜・チンゲン菜・ブロッコリー・ニンジンなど)・果物(リンゴなど)

コガネメキシコインコ(学名:Aratinga solstitialis/英名:Sun Parakeet)は、コンパニオンバードとして1970年代から知られるようになった、カラフルなインコ。体色は“黄金(コガネ)”という名の通り、全体が鮮やかな黄色、顔・腹部にはオレンジ色が入っている。成鳥は黄色が中心だが、幼鳥・若鳥は緑色が目立ち、徐々に黄色味が強くなる。近似種にナナイロメキシコインコやベニガオメキシコがいる。巣引きが上手な鳥で、続けて2度巣引きを行い、1度に平均4個の卵を産む。言葉はしっかり教えればしゃべる個体もいるが、基本的にあまり上手ではないようだ。鳴き声が大きいため、静かな鳥を好む人には不向きといえる。

食事(野生下)

木の実・イネ科の実・果物・野菜・昆虫など

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★★

好奇心旺盛で、人によく慣れる種類である。個体にもよるが人懐っこく甘えん坊な性格を持つ場合が多い。非常になついた個体は、飼い主 の手の上で転がって見せたり、いつまでもそばを離れなかったりといった積極的なコミュニケーションを求めてくるようになる。ある程度成長した個体からの飼育は、警戒心の強い場合が多いため、時間をかけて慣れさせる必要がある。

環境を整えれば、日本でも屋外飼育が可能な種類。運動量が多く活発であるため、ケージは面積・高さともに、大きめのものを用意するとよい。また可能な限り毎日放鳥して、運動不足を解消させてあげよう。ケージには、寝床となる巣箱と、普段から止まっていられる止まり木が必須。くちばしの力が強く、遊び好きな性質を考慮して、壊して遊べるおもちゃを用意してあげると喜ぶ。水浴びを好むため、水浴び用の容器を設置するのもおすすめ。ストレスの発散はもちろん、身体の汚れを落としたり、体温を調整したりするときにも役立つ。食事は中型インコ用混合フードを中心に、果物や野菜もバランスよく与えること。栄養バランスの偏りは病気の原因になるため注意する。寒さに弱い面があるため、特に冬はペットヒーターなどで保温する必要がある。

おすすめ度★★★★★

非常に活発で、遊ぶことが大好きな社交的な鳥である。見た目の美しさだけでなく、活発でユニークな動きは楽しく、見ていても飽きのこないコンパニオンバードである。コロンと寝転んで気を引こうとする仕草が、何ともこっけいで愛らしい。