アニマル図鑑(小動物)詳細印刷用ページ
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ゼニガメ
カメ目 ヌマガメ科 クサガメ属 |
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中国・朝鮮半島・台湾・日本(日本では北海道・沖縄を除くほとんどに分布している) |
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15~17cm |
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30cm前後 |
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約1kg |
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1.5~2kg |
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30~60年 |
食事(飼育下) |
特徴 |
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主食:水ガメ用配合飼料 副食:乾燥エビ、アカムシ、小魚、野菜、果物、水草など |
以前はゼニガメといえば“イシガメ” の幼体を指した通称だったが、いつしか“クサガメ”と“イシガメ”の幼体を指して“ゼニガメ”と呼ばれ、現在ペットショップなどで販売されているゼニガメはほとんどがクサガメの子供である。クサガメは成長とともに名前が変わり、ゼニガメ→キンセンガメ→クサガメとなる。名前の由来は、腋下板にある穴から独特なにおいを出すため、臭亀(クサガメ)と名がついたともいわれている。 昔は日本各地(北海道・沖縄以外)の、平地の河川や水田に多く生息していたが、環境の悪化や帰化動物によって激減してしまったため、ニホンイシガメとともに日本産のクサガメは激減した。 性格は温厚で人なれする個体が多いことも特徴。 |
食事(野生下) |
アドバイス |
雑食性/肉類、昆虫、甲殻類(ザリガニなど)、貝類など |
昼行性の爬虫類で、太陽光で体を温めてから活動するため、室内飼育の場合は、スポットライト(太陽熱の代わり)が必要。また、肺呼吸なので、必ず陸場を設置してあげること。 触った後はよく手を洗うこと。 |
なれやすさ★★★☆☆
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飼育のしやすさ★★★☆☆
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少々臆病で神経質な面もあるが温厚な性格で、エサを手から食べるようになるなど、飼い主になつく個体も多い。寿命が長く、体格も大きくなるので迫力があり、幅広く楽しませてくれる。あくまで爬虫類なので、なれた個体でも激しいスキンシップはカメの負担やストレスとなる場合があるので注意すること。 |
比較的丈夫ではあるが、幼体は気温が低すぎると食欲がなくなったり、体調を崩したりする危険性があるため注意する。冬場は水温20℃を下回らないように保温する必要がある。 紫外線を浴びることによって、皮膚病の予防やビタミンの形成を行う動物なので、室外飼育は日陰をつくって適度に日光浴させ、室内飼育は紫外線ライト(トゥルーライト)を設置するとよい。幼体はまだ甲羅がやわらかく、水が汚れると甲羅まで腐ってしまう危険性があるため、こまめな水かえが必要。 |
おすすめ度★★★★☆
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ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)と並んでカメ(爬虫類)飼育の入門種で、非常に人気のある種類。ゼニガメの中でも小さい個体は、デリケートで飼育が難しい面があるため、じっくり飼育をしてみたいかたにおすすめ。ゼニガメの時期は活発でよく動く姿が可愛らしく、手からエサを食べるようになる個体もいるので、スキンシップをとりながら楽しめる爬虫類といえる。 |