キュウカンチョウ

スズメ目 ムクドリ科 キュウカンチョウ属
アジア
インド亜大陸、ヒマラヤ山脈から中国南部、東南アジア全域の熱帯森林・農場
30~45cm
20~27cm
160~180g
160~180g
5~20年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:キュウカンチョウ用ペレット 副食:果物(りんご、みかんなど)、野菜、ミルワームなど

ムクドリ科の鳥で、ものまねが大変得意な利口な鳥。オスとメスの判別は見た目では見分けることが難しく、科学的鑑定が必要。遊ぶことも大好きなので、おもちゃなどをケージ内に入れてあげるとよい。自然界では熱帯森林で、小さな群れをつくって暮らしている。クリクリした眼と、オレンジ色のくちばしがとても愛らしい。

食事(野生下)

果実・昆虫など

なれやすさ★★★★☆
飼育のしやすさ★★★★☆

ヒナから飼育すると手のりになる個体もいる。物音や声などをまねることが上手で、おしゃべりが大好き。飼い主も退屈しない楽しさがある。キュウカンチョウには陽気で社交的な性格の個体が多いようだ。

丈夫で飼育しやすいが、単独飼育が望ましい。鳥カゴの中では太りすぎてしまうことが多いため、バランスのとれた食事を心がけ、大型のケージで飼育することが理想。ケージや止まり木などについた排泄物は周期的に掃除してあげないと、汚れによる脚部の感染症を起こしかねない。夏場はとくにエサも腐りやすいため、注意すること。健康のためにも日光浴や水浴も定期的に行うことをおすすめする。

おすすめ度★★★★☆

昔から幅広い層の人々に人気があり、コンパニオンバードの中でもおしゃべりがとても上手なことで有名。成鳥は比較的飼育しやすいといえるが、ヒナからの飼育はやはりコツが必要。ヒナは基本的に春先から初夏にかけてショップに出回ることが多く、ヒナから飼いたいと思っている人は、ショップの店員に飼育方法を教わるとよいだろう。