キエリクロボタンインコ

オウム目 インコ科 ボタンインコ属
アフリカ・タンザニア中央部周辺
14~15cm
14~15cm
約45~50g
約45~50g
約10年 長寿:20~25年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:中型インコ専用混合フード 副食:野菜(小松菜・チンゲン菜・ブロッコリー・ニンジンなど)・果物(リンゴなど)

胸部から首にかけて黄色く、頭部が黒い羽色からこの名前が付けられた。ボタンインコには色変わりが多く、ヤマブキ、ルリコシ、クロ、ブルーなどが有名である。まだ日本ではあまり品種の分類がさせていないため、キエリクロボタン系とルリコシボタン系の雑種の色変わりが多く出回っている。ボタンインコはコザクラインコとよく似ているが、体が若干小さく目の周りに白い縁取りがあるのが特徴。性格はコザクラインコよりやや神経質で臆病な個体が多いようだ。ペアが非常に仲よくすることから“ラブバード”とも呼ばれ、セキセイインコ同様、昔から人気のある中型インコである。同性であっても気が合えばとても仲よくするが、ペア以外の個体とは争いが多く、同じケージで1~2羽以上の雑居は難しい。また、見た目で性別を判断することが難しい。

食事(野生下)
アドバイス

木の実・イネ科の実・果物・野菜・昆虫など

色々な物をかじって壊すので、かじり木などをケージ内に用意するとよい。 同じケージでの雑居飼育はケンカが多いので難しい。1羽もしくは気の合ったペアとの飼育が望ましい。

なれやすさ★★★☆☆
飼育のしやすさ★★★★☆

性格は自由奔放タイプで、飼い主以外には警戒して人見知りする場合がある。ヒナでも最初は臆病な性格の個体がいるので、無理に触ったりせず、徐々に接しながら飼育するとよくなつく。成鳥からでも、見た目も美しく性別問わず気の合ったペアで飼育すると非常に仲よくするので、観賞鳥としても魅力がある。おしゃべりはあまり上手ではないが、いくつか言葉や音を真似たりする個体もいるようだ。

丈夫で環境にもすぐ適応する個体が多い。ヒナからの飼育も比較的難しくない。もともとアフリカにすんでいることから、若干寒さに弱いようである。とくにヒナの時期は保温を十分にする必要があり、ペットヒーターなどで気温27℃前後に保つように心がけよう。成鳥になると口ばしの力が強くなるので、かじり木などの壊して遊ぶおもちゃをケージ内に入れてあげると、ストレス発散やくちばしの伸び防止になる。器用にケージの入り口を開けて脱走する個体もいるので、ナスカンなどでロックするとよい。

おすすめ度★★★★☆

カラーバリエーションも豊富で、見た目の美しさ以外にも、手のりにしたりペアリングしたりと幅広く楽しめるインコ。少し臆病な性格もいるが、ゆっくり接してあげると自然となれてくれる。環境適応能力が高く、飼育スペースもあまり取らないことも魅力。