カラーハムスター

ゲッ歯目 ネズミ亜目 ネズミ科 キヌゲネズミ亜科 ゴールデンハムスター属
ゴールデンハムスターの人工改良種のため、基本的に野生では存在していない。
約18.2cm
約19.2cm
85~130g
95~150g
2年半~3年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:市販のハムスター専用フード 副食:野菜(小松菜・キャベツ・ニンジンなど)・果物(リンゴなど)・動物性たんぱく質(チーズ・煮干しなど)

ゴールデンハムスターを改良しつくり出された、さまざまなカラーバリエーションをもつハムスターを、ショップなどで“カラーハムスター”と呼んでいることが一般的である。バイオレット、ブラック、アルビノ、ブラック&ホワイト、アプリコット、ドミノ、シルバー、チョコレートなどがある。ゴールデンハムスター同様、毛質も短毛種と長毛種とがいる。性格は比較的穏やかで、ハムスターの中では大きくゆったりとした体が特徴。繁殖は通年で、1度に4~17匹の子供を産む。

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★★

ハムスターの中でも温和で人なつこいといわれている。はじめは臆病で警戒心の強い性格の個体も多いため、急に触ったりビックリさせたりすることは避け、手からエサを与えるなど軽いスキンシップからはじめること。視力はあまり発達していないため、ハムスターを持ち上げたり触ったりする場合は、いきなりつかんだりすると攻撃されると思い、暴れたり怯えたりしてしまうので、必ず声をかけてから両手で下から包み込むようにするとよい。それでも嫌がっているようであれば一旦落ちつかせてから再チャレンジし、恐怖感をもたせないような接し方を徐々に繰り返すようにしよう。

基本的な飼育方法はゴールデンハムスターと同じである。小さいので室内でも飼育可能。あまり手間もかからず、月間の維持費も低予算ですみ、飼育キットも低価格で揃えられる。縄張り意識が高いため、気の合わない個体はケンカをし、ケガをしたりストレスを受けることがある。よって複数飼育よりも単独飼育がおすすめ。小さい個体同士であっても、無理に1つのケージに複数入れて飼育することは避けたほうがよい。また寒さに弱いため、ハムスターの体に負担をかけないためにも、冬場はハムスター用のヒーターなどで保温するとよい。気温が約15℃以下になると冬眠準備に入り、5℃を下回ると、冬眠状態に入ってしまうので気を付けること。これらのポイントに気を付ければ、比較的飼育しやすい種類といえる。

おすすめ度★★★★★

とてもたくさんのカラーバリエーションがあり、自分の気に入ったカラーの個体を探せるといった楽しみがある。ハムスターの中でも、長い間人気を保ち続けているポイントは、何といっても可愛らしい体、ゆったりとした動きは、見ているだけで楽しくなる。