オキナインコ

オウム目 インコ科
南アメリカ
アルゼンチン、ボリビア、パラグアイなど
約29cm
約29cm
約150g
約150g
約30~35年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:中型インコ専用混合フード 副食:野菜(小松菜・チンゲン菜・ブロッコリー・ニンジンなど)・果物(リンゴなど)・小麦・燕麦など

全身が美しいグリーン色で、額・頬から胸にかけてグレー色。腹部は淡い黄緑色。翼には青い羽が見えている。ノーマルのグリーン以外にも、1945年にベルギーで作出されたブルーの色変わりもいる。また、イエローの色変わりもまれに見ることができる。 ほかのインコたちとはかなり違った巣引きの習性があることでも有名なインコ。野生のオキナインコは、かなり巨大な巣をつくり、その中にそれぞれつがいごとの独立した小部屋をつくる。そういった大きな群れ(50羽前後)で暮らしているため、近場に適当な木の“うろ”がなくても繁殖できるのだ。また、親以外の鳥がほかのヒナの世話をする場合もある。

食事(野生下)

種子、果実、茎や葉、昆虫など

なれやすさ★★★☆☆
飼育のしやすさ★★★★☆

ヒナから育てることによって非常によくなれる。成鳥になると、人の声や音などを真似するようになる。ヨウムに次いでおしゃべりが上手な鳥との評判が高い。活発で退屈が嫌いな性格は、一緒に触れ合って楽しむことができる遊び相手にふさわしい。お留守番のときには、ひとりで遊べるおもちゃをケージに入れてあげよう。 中型インコの中でもとくに長寿なので、長年のよきパートナーとして暮らせるだろう。

寒さにも強く丈夫なインコ。育て方も難しくなく、ほかの中型インコ同様。活発で遊び好きなので、1羽でも大きなケージを用意すること。また、よく鳴く場合には防音対策をとっておくと安心である。 巣引きには、広い禽舎による多数羽での飼育が好ましく、オキナインコが自分で巣をつくることができるように、木の枝を多めに入れておく。非常に大きな巣をつくるため、重量に耐える丈夫な台を設置してあげよう。また、小枝を敷いた大きな巣箱でも代用することができる。

おすすめ度★★★☆☆

グリーンの体色が美しい中型インコ。昔からコンパニオンバードとして人気が高い。魅力的なインコではあるが、少々声が大きく、比較的広いスペースが必要なため、静かな環境を好むかたやマンションなどの集合住宅には不向きともいえる。おしゃべりが上手で明るく楽しい性格なので、活発でにぎやかなインコをお探しのかたにおすすめ