オカメインコ(ホワイトフェイス シナモン)

オウム目 オウム科 オカメインコ属
ノーマルの色変わりであるため、基本的に野生には存在しない。
約32cm
約32cm
90~120g
90~120g
約13cm
18~20年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:中型インコ・オカメインコ専用混合フード 副食:野菜(小松菜・チンゲン菜・ブロッコリー・ニンジンなど)・果物(リンゴなど)

全身のポクローム色素(黄色)が欠けているため、オカメインコの特徴である黄色い顔や頬のオレンジのポイントカラーがなく、顔が白色をした色変わりである。体色はメラニン色素が茶色に変化したタイプで、淡いシナモンカラーである。歴史として1960年代後半にベルギーでシナモン、1969年にオランダでホワイトフェイスが作出されたといわれている。性別の見分け方は、色変わりのため見た目では判別しにくい。ホワイトフェイスのそのほかのカラーは、ノーマル・パイド・パールなどが存在する。全身が白いアルビノやスノーホワイトはホワイトフェイスとは別品種として分けられる。

食事(野生下)
アドバイス

木の実・イネ科の実・果物・野菜・昆虫など

違う種類との同居は、いじめられてしまう危険性があるため注意。

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★★

ヒナから手のりにすると非常によくなつき、性格も穏やかな個体が多い。なれた個体は、飼い主のそばをなかなか離れないなど、触れ合いを求める姿が愛らしい。その反面、飼育者への依存性が高く、大きな声で鳴いて気を引こうとすることもある。おしゃべりや音真似をする場合もあり、オスのほうが上手な個体が多いようだ。

色変わりのため、飼育方法はオカメインコノーマルと同様。成鳥からの飼育は比較的簡単といえるが、ヒナの飼育はやや難易度が高く、保温や食事の回数に注意が必要である。冬場は成鳥・ヒナともにペットヒーターなどでの十分な保温を心がける。体が大きめで尾羽も長いため、ケージはそれに対応する広めのサイズを用意し、手のりの場合は出入り口が大きく開くタイプがよい。

おすすめ度★★★★★

黄色い顔に頬がオレンジ色の一般的なオカメインコに比べ、ホワイトフェイスはシックでカッコイイ印象を受ける。シナモンやホワイトフェイスといった色変わりは比較的新しい品種で、知名度・人気がともに上がってきている。性格が優しく攻撃性が低いため、小さなフィンチ類との同居も可能。同じケージで複数の種類を飼育したい人に向いている。(個体の性格によって例外もある)ヒナの飼育は多少の経験や技術が必要だが、手のりになると非常によくなつくため、幅広い層に人気がある