アケボノインコ

オウム目 インコ科 アケボノインコ属
中米コスタリカ~南米ブラジル中央部
27.5~29cm
27.5~29cm
230~290g
230~290g
約25年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:インコ・オウム用混合フード 副食:野菜(小松菜・チンゲン菜・ブロッコリー・ニンジン・かぼちゃなど)・果物(リンゴなど)

派手なインコではないが、羽毛の光沢が強く出ていて美しい。オスの成鳥は頭部が深い青色で、ヒナ~若鳥にはその特徴がなく緑色をしている。胴体の色合いは鮮やかな緑色。オス・メスの判別は外見からは難しく、科学的判定が必要となる。のそのそとゆっくりした動きは、大型のボウシインコによく似ている。亜種にはやや小型の“ニシアケボノインコ”や体色の青が広範囲にわたる“アオアケボノインコ”がいる。

食事(野生下)

木の実・果物・野菜・昆虫など

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★★

ヒナから飼育された個体は非常によく慣れ、おしゃべりも上手にこなすようになる。おとなしく優しい性格で、破壊的な行動も控えめ。人慣れしていない個体に関しては臆病なため、大好きなフルーツなどを手から与えるなどしてコミュニケーションをとるとよい。 同じ大きさのインコに比べて鳴き声も小さい。しかし、甘えん坊で神経質な面もあり、淋しさやストレスなどから甲高い声で鳴くことも。

中型サイズのインコに適した広いケージを用意し、入り口はナスカンなどで固定する。同サイズのインコに比べ、いたずらは少ないものの、くちばしの力は強いため頑丈なパラキートケージを選ぶようにする。食事には、主食・副食をはじめ、イカの甲などのカルシウムも必ず与えること。

おすすめ度★★★★★

黒く大きな瞳は、少し控えめな性格を感じさせる優しさがある。動きは機敏でなく、のそのそとしていて愛らしい。比較的温和で静かな性質なので、マンションなどでの飼育にも適している。また、丈夫で育てやすく、環境を整えてあげれば屋外での飼育も可能。さらに、多少のおしゃべりも覚えることができることから、コンパニオンバードとして最適な鳥といえるだろう。