オグロプレーリードッグ

ゲッ歯目 リス亜目 リス科 プレーリードッグ属
北アメリカ大陸
28.6~32.7cm
28.6~32.7cm
437~1390g
406~1149g
7~8年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:プレーリードッグ用混合フード 副食:野菜(キャベツ・にんじん、ブロッコリーなど)、果物(リンゴ・みかんなど)、昆虫(ミルワーム・コオロギなど)

ジリスの仲間ではあるが、自然界では樹上ではなく、地面に巣穴を掘り集団生活をしている。日本で知られている多くのプレーリードッグは、この“オグロプレーリードッグ”という種類。ほかにも“オジロ”“ガニソン”“メキシコ”“ユタ”などの種類が存在し、ほかにもたくさんある。名前の由来は、地上で生活していることと、犬のような声で鳴くことから、プレーリー(草原)のドッグ(犬)と呼ばれている。現在は、感染症の危険があるため、外国からの輸入が禁止されている。食性は草食性の強い雑食性。自然界では大体12~1月までが繁殖期となっている。またオグロプレーリードッグ、メキシコプレーリードッグは冬眠をしない。

食事(野生下)

草食傾向の強い雑食性/穀類、木の実、種子、野菜、根菜、昆虫など

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★☆

野生下で集団生活をしている動物なので、焦らずじっくり接してゆけば、非常によくなれる個体も多い。抱っこを好む個体もいれば、抱っこを嫌がる個体もいるため、その個体にあった接し方をするとよい。抱っこをして嫌がったら必ず放してあげること。無理に抱っこしたり、乱暴に接することは禁物。

基本的に粗食の草食性。またペットとしての環境下では運動力も制限されるので、高カロリーな種子類などを与えると肥満や病気の原因になりやすいので注意すること。主食のペレットは“低カロリー・低タンパク・低脂肪・高繊維”なものを与え、そのほかは牧草を中心に、生野菜・果物をごく少々与えるようにしよう。 トイレのしつけは難しく、トイレをつくってあげてもそこでしてくれないことが多い。その個体が気に入ったトイレの場所があるため、そこをトイレにしてあげるのが1番よいだろう。また、野生下では地面に穴を掘って暮らしていたため、週に1~2回砂浴びをさせてあげるとよいだろう。

おすすめ度★★★☆☆

なれると自分から甘えて膝の上に乗ってくることもある、大変可愛らしい動物である。しかし、残念ながら現在オグロプレーリードッグは、外国からの輸入が禁止されているため、以前よりも入手が難しくなり、価格も上がってしまっている。そんな状況でも人気は衰えていない人気種である。