オカメインコ(ノーマル)

オウム目 オウム科 オカメインコ属
オーストラリア内陸全域
約32cm
約32cm
90~120g
90~120g
約13cm
18~20年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:中型インコ・オカメインコ専用混合フード 副食:野菜(小松菜・チンゲン菜・ブロッコリー・ニンジンなど)・果物(リンゴなど)

オカメインコは、頭の冠羽と頬のオレンジのチークパッチが特徴的な中型のインコであり、全身グレーの体色に、顔から頭にかけて黄色の模様が入っています。名前に「インコ」とありますが、オウムの仲間に属しており、オウム科の中でも最も小柄な種類といわれています。性別の見分け方は、外見上からの雌雄の識別は難しく、多くの場合個体の動きを観察する方法を用いて判別します。野生では集団で生活しているため、同じケージで複数羽の飼育が可能です。 グレー・ルチノー・パイド・イザベラ・シナモン・ホワイトフェイスなど。 頬にオレンジ色の班のある昔ながらのタイプのほか、ホワイトフェイスという班の無いタイプなど、色合いの種類は豊富です。

食事(野生下)
アドバイス

木の実・イネ科の実・果物・野菜・昆虫など

オカメインコは闘争心が低く、違う種類の鳥と同居でもほとんど喧嘩はしませんが、いじめられてしまう場合もあるので注意が必要です。また、臆病でもあるので少しの刺激でもとても驚き暴れまわってしまう事がありますので、飼い主さんは慌てず冷静になり、とにかく優しい口調で声をかけて落ち着かせてあげましょう。ケージや、エサ入れ・水入れなど定期的に掃除を行い清潔に保ちましょう。 鳥はニオイに敏感なためケージの設置場所はよく検討し、キッチンやダイニングの近くは避けましょう。 オカメインコは驚いたり、危険を感じたりすると「オカメパニック」を起こす習性がある。オカメパニックに陥ると、錯乱し暴れまわる。暴れることで、羽が取れたり骨折をしたりなどのケガを負うことがあります。パニックは普段聞き慣れない物音や見知らぬ動物、突然の光などが引き金になる。オカメインコがパニックに陥った際は、優しい口調で声をかけ、落ち着かせてあげましょう。

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★★

ヒナの頃から手のりにすると非常によくなつき、性格も穏やかで優しく寂しがり屋な個体が多いです。人慣れしたオカメインコは、飼い主さんのそばをなかなか離れないなど、ふれあいを求めることが多く、可愛がれば可愛がる程、愛情いっぱいで応えてくれます。その反面、飼い主さんへの依存性が高く、大きな声で鳴いたり、声真似をしたりして気を引こうとすることもあります。

成鳥からの飼育は比較的簡単といえるが、ヒナの飼育はやや難易度が高く、保温や食事の回数に注意が必要です。冬場は成鳥・ヒナともにペットヒーターなどでの十分な保温を心がける必要があります。カラダが大きめで尾羽も長いため、ケージは天井が高く、オカメインコが両翼を広げてもぶつからない程度の広々したサイズを理想とし、出入り口が大きく開くタイプがよいでしょう。

おすすめ度★★★★★

性格は優しく攻撃性が低いため、ブンチョウやカナリアなどの小さなフィンチ類とも一緒に育てやすい傾向です。個体の性格によって例外はありますが、同じケージで複数の種類を育てたい人に向いています。