アキクサインコ

オウム目 インコ科 キキョウインコ属
オーストラリア
オーストラリア中央部(西~東の内陸部)
21~23cm
21~23cm ※オスよりやや小さい
45~50g
約42g
8~15年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:中型インコ専用混合フード 副食:野菜(小松菜・チンゲン菜・ブロッコリー・ニンジンなど)・果物(リンゴなど)・小麦・燕麦など

顔つきや体格がキキョウインコに似たタイプの、小柄でかわいらしいインコ。野生下ではペアまたは10~30羽程度の小さな群れで生活し、夕方以降に水を求めて飛行することから“ナイトパイロット”と呼ばれることもある。森林地帯の谷間にある草地や荒野に生息し、アカシヤの林などを好む。オスはメスよりも鮮やかな体色で、メスは額に青味がなく、胸部のグレー色が強くでている。また、オスよりやや小柄で、くちばしと頭部が小さい。このような特徴で見分けられるので、比較的オスメスの判別がつきやすい。 カラーはノーマルをはじめ、一般的なオパーリン、ファロー、ルチノーといったバリエーションがある。

食事(野生下)

穀類・種子・果実・少量の昆虫など

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★★

温和で優しい性格。ヒナから飼育すると非常によく慣れる。また、他のインコが好きな、おもちゃを壊して楽しむといった遊びはしないので、ひとり遊びよりも人とのスキンシップを好む。 そのおとなしい性格から、同系種のインコや小さなフィンチとも同居飼育ができる。その場合、体の小さなフィンチにも攻撃されることがあるため注意してあげよう。

寒さにも強く丈夫である。夏は風通しのよい日陰で、冬は囲いやヒーターなどで保温することによって日本でも屋外飼育が可能。 カラダに合わない小さなケージで飼育すると、尾羽が裂けたりストレスを与えてしまったりすることがあるため、ケージは面積・高さともに大きめのものを用意するとよい。広いケージで環境が整っていれば、フィンチなどとの同居もできる温和な性格。また、くちばしを使って木をかんだり、物を壊したりということが少ないため、その点でも飼育しやすいといえる。 食事は中型インコ用混合フードを中心に、果物や野菜もバランスよく与えること。

おすすめ度★★★★★

派手な種類ではないものの、飼育・繁殖ともに難しくないため昔から人気があるインコ。同じ程度の大きさのインコに比べて、鳴き声も可憐で小さい。その声にひかれて購入してしまう方も多いほど。 オス・メスの判別がつきやすく繁殖も容易なため、上手にペアリングすれば子育てをするアキクサインコを観察することもできる。近年では多くの色変わりがでており、その中には淡いパステルカラーが多いため、愛らしさに磨きがかかってきた。