バセット・ハウンド

Basset Hound
04
第6グループ
 
セント・ハウンド(嗅覚獣猟犬)
フランス
約36cm
25~30cm
約34cm
約28kg
約26kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

古い歴史をもち、明らかにブラッドハウンドの系統をひいていると考えられている。その証拠に大変長い耳と眉毛の皺、とくに優れた嗅覚をもっている。バセットの名前の由来は、フランス語の“バス”(低い)という言葉からきたもので、短肢で胴体が長い姿を象徴している。バセット・ハウンドの原産国であるフランスでは、今日でもなお野ウサギやキジなどの鳥類の猟に活躍しているが、アメリカやイギリスでは、この犬種の特異な顔立ちや体型猟犬というより家庭犬として珍重され、愛好家が増えている。アメリカでバセット・ハウンドが公認されたのは、1885年のことである。

体型は短肢長胴で、頭部はブラッドハウンドにそっくりで、前頭部に深い皺がある。耳のつけ根は非常に低く、長さは鼻筋を越えるくらいに幅広く垂れており、体型はダックスフンドと似ている。また、コートはかたく滑らかで短く密生している。

毛色
お手入れ

ブラック&タンにホワイトの3色毛、そのほか全てのハウンドカラーで、ブラック&タン、ホワイト&タンなどの2色毛がある。

コートのお手入れは、手の平や指で皮膚をマッサージしてあげたり、軽くブラッシングし、抜け毛を取り除いておけば十分。入浴は月に2~3回行えばよい。耳が長く垂れ下がっているので、まめに耳内を掃除する必要がある。

性格
運動

大変温和で、ゆったりとした緩慢な動作はとてもユーモラス。人にもよく甘え、子供たちのよい遊び相手になる。ただ、仔犬のときからきちんとしつけをしないと、強情な犬になってしまうことがある。バセット・ハウンドの低く低音な吠え声は独特で、この犬の魅力のひとつ。猟犬としてのバセット・ハウンドは、抜群の嗅覚と持久力のある肉体で、根気強く草木の密生した山野を走り、的確に獲物を追跡する。また、主人には絶対服従で忠実であり、どんな困難にも立ち向かうので、番犬、家庭犬としても最適だ。

食事についても配慮しないと、肥満になりやすい犬種なので、運動時間とのバランスを考えなければならない。運動不足は便秘症、鼓腸症の原因になる。