ポデンゴ・ポーチュギース

簡単な歴史・解説	特徴
北部ポルトガルで発達してきた犬だが、歴史はほとんど知られていない。この犬は昔からポルトガルで獣猟犬として活躍していた。猟の仕方は、ウサギなどの小型の獣を一頭で追う場合と、大きな獣を何頭かでグループになり、協力しながら狩猟する場合がある。また、護衛犬としても優れた才能をもち、主人の身辺で常に警備し、他人が近づくと猛烈に吠える。	体の大きさにはグランデ（ジャイアント）、メディオ（スタンダード）、ペキノ（ミニチュア）の3つのバリエーションがある。グレーハウンドとよく似た体型をしており、ほっそりと長めでやせ型。頭部はピラミッド型、耳は大きめでピンと立ち、敏感に動かす。尾は長く水平に保っているが、動き出すとやや上方に上がる。コートは直毛で、短いものとワイヤー状で長いものがある。
毛色	お手入れ
イエロー＆タン、ダークグレー、ホワイトにマーキングなど。	お手入れは比較的簡単で、半月に一度ブラッシングを行う。
性格	運動
活動的で、粘り強い。主人には服従し、とても信頼がおける。見知らぬ犬やほかのペットには警戒する。	引き運動のほか、ときどき広い場所でスピードを出して走らせることも必要である。