ベルジアン・シェパード

Belgian Shepherd
04
第1グループ
 
シープドッグ&キャトルドッグ(牧畜・牧羊犬)
ベルギー
61~66cm
25~30cm
56~61cm
25~30kg
20~25kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

ベルジアン・シェパードはベルジアン・グローネンダール、ベルジアン・マリノア、ベルジアン・タービュレン、ベルジアン・ラークノアと、1種類で4種類のコートのバリエーションをもつ犬種である。いずれも起源はベルギーで、幾世紀にもわたって羊や牛の群れの番をして活躍しており、農夫達はコートのタイプよりも、長時間に耐えて仕事をする犬を求めていた。20世紀になってやっとブリーダーたちが、コートの別に分けはじめ、AKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)では、1959年に4犬種をみなすようになった。

グローネンダールのコートは比較的長く、まっすぐ。わずかに粗いコートがボディに添ってねている。眼色はブラウンからブラック。マリノアは、コートは短くまっすぐで、とくに頭部、耳、四肢の下部は短い。眼色はブラウンからダークブランまで。タービュレンは、適度に粗くまっすぐなダブルコートで、体に添ってねている。上毛は長く、下毛は密生している。眼色はブラウンからダークブラウンまで。写真の種類はこのタービュレンである。ラークノアは、コートは太く長い。粗く乾いた毛が縮れている。毛の長さは体各部でほぼ均等。マスクや眼のまわりの毛は長いが、ブリアードほど長いのは欠点。尾の毛がふさ状に長い場合、ショーでは欠点になる。

毛色
お手入れ

グローネンダールはブラック一色が一般とされているが、少量のホワイトが入るのは許される。マスクと耳はブラック。タービュレンは、濃いフォーンからあずき色のマホガニーで、ブラックのティップがあり、黒い上着をはおっているかのように見える。マスクはブラック。ラークノアは、輝くような美しいフォーン。

長いコートの抜け毛を最小限に防ぐために、週1度、約30分のブラッシングが必要。とくにこの春と秋には抜け毛が多く、この時期は念入りに行う。マリノアは短毛のため、週に1度、15分くらいのブラッシングをする程度でよいだろう。

性格
運動

家族をしっかり守る優れたガード・ドッグで、使命感が非常に強い。服従訓練は仔犬のころから徹底して行う。見知らぬ人のいる場所や騒音の激しい場所は避け、攻撃的な性質を刺激しないように注意するべきだ。

激しい運動を要求するので、リードをつけての毎日の引き運動のほかに、フェンスに囲まれた場所などで思いきり走らせるのが理想。