ペルービアン・へアレス

	Peruvian Hairless
	03
	第５グループ
	スピッツ＆プリミティブ・タイプ（スピッツタイプと原始タイプ）
	ペルー
	40～50cm
	25～30cm
	40～50cm
	8～12kg
	8～12kg

簡単な歴史・解説	特徴
全身にわたってほとんど毛がないという非常に珍しい犬。この犬の歴史は大変古く、ペルーでは、インカ帝国のころから知られていた。しかし今日のペルーでは、この犬のわずかな専門ブリーダーたちが、ほんのひとにぎりの犬に、遺伝学の研究目的で計画繁殖を行っているにすぎない。ペルービアン・へアレスが犬の世界で知られるようになったのは近年になってからで、ドイツの愛犬家たちが熱心に繁殖追求に務めた結果、1985年にFCIで公認された。	大型・中型・小型の3つの犬種があるが、いずれもボディは頑健。頭部は頭蓋が広く長い口吻をもつ。耳は大きく先のほうで前方に折れている。この犬の場合、歯が欠如し、下を口から垂らしていることが多くある。目はアーモンド型で小さい。全身がほぼ無毛で、わずかに頭頂部・耳の縁・趾・尾の先端などに毛が生えている。鼻は暗色。
毛色	お手入れ
皮膚の色は一色で、黒っぽい。	乾いたタオルなどで全身をよくマッサージする。
性格	運動
家族に対しては、愛情細やかで穏やか。ほかのペットとも仲良くなるが、他人に対してはやや警戒心が強く、少し神経質なところがあるので注意する。	寒冷期の散歩は風邪を引かせないように十分気をつける。