ミニチュア・プードル

Miniature Poodle
02
第9グループ
 
コンパニオン&トイ(家庭犬&愛玩犬)
フランス
28~35cm
25~30cm
28~35cm
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

プードルは古くからヨーロッパ大陸の各地にいたようなので、正確な起源はあまり定かではないが、ドイツかロシアが発祥ではないかとの説もある。フランスで人気が上がってきたことで、長い間フランスの代表犬とみなされてきた。プードルはドイツ語のプッデンルンに由来し、“かいで漕ぐ”“水が跳ねる”という意味。最初に改良し発達したスタンダード・プードルが、水中のレトリーバーとして使用されたことからこの名がついた。ロシアでは、大きくて、普通ブラックのスタンダード・プードルが、牛乳カートを引くのに使われていた。一方フランスやイギリスでは、ミニチュアやトイという、小さいサイズのプードルが熱心につくり出された。プードルは大変賢く、訓練にもついてくるので、ヨーロッパ各地で犬の芝居にもよく使用されてきた。

装飾的なクリップ(刈り込み)が特徴。とてもエレガントな姿で、とくにフランスで古くから人気を博してきた。また、換毛しないのでまめにトリミングが必要だが、アレルギー体質の人でも問題なく飼える犬として、改めて注目されている。コートはザラザラして密生している。最近では顔の毛を剃らずに残す“テディベア・カット”が流行している。

毛色
お手入れ

単色のみで、ブラック、ホワイト、カフェオーレ、ブラウン、シルバー、グレー、ブルー、アプリコット、レッド、ベージュ、シルバーベージュなど。

コートのお手入れは、まめにブラッシングし、1週間ごとに2~3時間ほどかけて、シャンプーやブラッシングをする必要がある。また、3~6週間おきに、プロのトリミングやシェーピング、クリッピングが必要。なぜなら、プードルはコートの伸びが早く、しかもカットしなければ伸び続けるからである。耳は頻繁に清拭する。歯のゆるみも定期的にチェックする。

性格
運動

頭がよく忠実で、快く人にしたがうが、少々独断的なところもある。活発で陽気な性格。スタンダード・プードルは勇敢で落ちついている。ミニチュアやトイ・プードルは、多少興奮しやすいので、あまり興奮させないよう穏やかに育てるとよい。

室内でも戸外でも活動的。どのサイズのプードルも、都会での生活に適応するため、戸外での運動は少なめでよい。