ミニチュア・ダックスフンド

Miniature Dachshund
02
第4グループ
 
ダックスフンド(獣猟犬)
ドイツ
21~24cm
25~30cm
21~24cm
5kg以下
5kg以下
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

「ダックスフンド」は、ドイツ語で「アナグマ」を表すダックス(Dachs)と、犬を表すフント(Hund)を合わせた「アナグマ犬」を意味します。原産国のドイツでは、「ダッチ」または「テッケル」と呼ばれていました。
名前の表す通り、アナグマを捕るため、また、負傷した獲物の捜索・追跡をするため農夫などによって改良されました。時に地下での狩猟に適するように繫殖されてきた歴史があります。当時、原産国のドイツでは、テッケルや、ダッケルと呼ばれていたといわれています。19世紀頃、ミニチュアとカニーンヘンが作出され、スタンダードが入ることのできない小さい穴に入って、ネズミやアナウサギ、テン類を捕るために活躍していました。
ダックスフンドは非常に勇敢な犬で、自分より大きな獲物にも立ち向かいます。追跡も得意で、猟には素晴らしい能力を発揮してウサギ、テン、イタチなどの小獣狩りに使用するために作り出されたミニチュアサイズが「ミニチュア・ダックスフンド」です。
1888年にはすでに愛好家の間でクラブが設立され、発展に寄与してきました。現在では猟犬としてよりも、姿のユニークさ、明るい性格が好かれ、伴侶犬、番犬として人気が高くなっています。

ダックスフンドの最大の特徴といえば、胴長短足の体型です。マズルが長く鼻腔内の面積が広いため、嗅覚にとても優れています。耳は幅広く長く下に垂れた形をしており耳先は丸くなっています。眼は、アーモンド型をしています。また、胸が十分に発達しており、骨端が突き出しているので、正面から見ると楕円のような形をしています。短足で体長が長いが引き締まった体格をしており非常に筋肉質です。ダックスフンドは、被毛のタイプが3種類に分かれており、それぞれ呼ばれ方も異なっており、スムースヘアーは、中型ピンシャー、ワイアーヘアーはシュナウザーや他のテリアによって、ロングヘアーは、スパニエルと、それぞれの交雑によって作出されたといわれています。また、カラダのサイズも胸囲サイズを基準にして3つに分かれており、スタンダード(体重9~12㎏/胸囲35㎝以上)・ミニチュア(体重5㎏以下/胸囲30~35㎝)カニーンヘン(体重3~3.5㎏/胸囲35㎝以下)と大きさが分類されています。体長が体高の「2倍」と、あらゆる犬種の中で最も胴の比率が大きい。頭部はくさび型、眼はアーモンド型で、眼色はレッドがかったブラウンか、ブラウンがかったブラック。鼻筋が長く、耳も長くて幅が広く、先が丸い垂れ耳です。
長い背中の損傷を防ぐために、ベッドやイスから飛び降りることが無いように注意しましょう。

毛色
お手入れ

単色:ブラック、レッド、ゴールド、イエロー 2色:ブラック&タン、ブラック&イエロー、チョコレート&タン・ブリンドルなど (ワイアーヘアーでは、他にワイルド、ボアー、枯葉色なども認められている。) 毛色は非常に多くのバリエーションが認められている。

被毛や皮膚を健康に保つために、それぞれの毛質にあったブラシを使ったブラッシングは重要といえます。ブラッシングは、被毛や皮膚の健康を保つと同時に、皮膚病の予防や早期発見、ノミ・ダニの予防、毛玉防止などさまざまなメリットがあるため毎日のブラッシングはとても大切です。また、ダックスフンドは、たれ耳のため、通気性が悪く蒸れやすく、放置していると細菌やダニの寄生により、外耳炎などを発症してしまうことがあります。 この犬は寒さに弱いので、冬は防寒対策が必要です。

性格
運動

とても明るく温和な落ち着きのある性格をしています。好奇心旺盛で、人や他の動物にも友好的です。狭い場所に潜るなどして遊ぶことが大好きです。古くから人と共に暮らしてきたので、飼い主さんにはとても甘えん坊な部分があります。ただ、元々が猟犬であるため、反応性が高くはじめて見る物や動物、インターホンの音に反応して吠えてしまうこともありますが、情熱的で我慢強い一面ももち合わせているのでしつけの訓練にもよく耐えてくれる誠実で警戒心が強い勇敢な性質です。 リーダーは誰なのかしっかりと認識させ、主従関係を確立することが重要です。ミニチュア・ダックスフンドは気が強く、「自分がリーダーだ!」と主張することが多いためリーダーが犬を守る存在だと理解されることでしつけも進みやすい。 警戒心や好奇心が強いため、吠え癖や噛み癖がつきやすいのでしっかりしつけをして改善しましょう。

胴長短足のダックスフンドは、飼育していく上で気をつけなければならないことがあります。例えば、ジャンプ、高所や階段からの昇降、滑りやすい床や路面の走行、肥満、抱え方などです。脚の短く胴の長い特徴をもつ犬種は、腰や股関節などへの負担が大きいため、ヘルニアを代表とする関節疾患にかかりやすくなります。腹部は地面とも近く、腹部を傷付けてしまう可能性があります。元々が猟犬だったため、動くことが大好きな犬種です。肥満防止のため、毎日の運動は大切といえます。毎日朝夕2回30分~1時間程度の散歩は必要です。しかし、夏場は、地面が暑いと熱中症になりやすいので、注意が必要です。運動不足になるとストレスが溜まり問題行動を引き起こしてしまう可能性があります。