スコティッシュ・ディアハウンド

Scottish Deerhound
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第10グループ
 
サイトハウンド(視覚獣猟犬)
イギリス(スコットランド)
76~81cm
25~30cm
71~76cm
39~50kg
34~43kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

祖先はスコットランドの高地山岳に古くからいた大型猟犬で、古代のウルフハウンドから分かれてシカ猟に適したタイプに改良されたものだ。王侯貴族に愛され、10~14世紀時代には伯爵以上の身分でなければこの犬を飼うことができなかった。19世紀末、スコットランドのシカの減少にともなってこの犬も減ってしまい、一時は絶滅の危機に陥ったが、20世紀に入ると愛好者によって増加していった。

代表的な大型グレーハウンドタイプ。背中の線は腰に向かってアーチを描き、長い尾に連なっている。頭部は細く、長く、口はとがっている。耳は小さいボタン状。ワイヤー状のコートが胴と長い首に生えている。絹状の口髭があり、顎と耳には長めのコートが生えている。眼色はブラウンかヘーゼル。

毛色
お手入れ

単色で薄いマーキングがある。好ましいのはブルーグレー。耳はやや黒っぽい。胸にホワイトの星型のマークがあっても許される。

ワイヤー状のコートは、ピンブラシなどでとかす。

性格
運動

飼い主には絶対服従。子供にも優しいので、大型犬の中では最も安心して飼える。

大型犬なので、どんな種類でもかなりの運動量を必要とする。