アニマル図鑑(犬)詳細印刷用ページ
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スカイ・テリア
Skye Terrier |
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02 |
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第3グループ |
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テリア(小獣猟犬) |
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イギリス(スコットランド) |
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約26cm |
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25~30cm |
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約24cm |
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約11kg |
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約10kg |
簡単な歴史・解説 |
特徴 |
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スカイ・テリアは、歴史の古いテリア種のひとつ。この犬が文献にはじめて登場したのは16世紀に出版された、かの有名なドクター・ケイアスの著書『イギリスの犬たちについて』であった。この犬によれば、スカイ・テリアの起源は、“北へ向かう野蛮未開の国境”で生まれ、“毛の長さ故に顔も見せなければ、体も見せぬ”というもの。それから今日に至る幾世紀の間に、スコットランドの西部諸島、とくにスカイ島にいるこの犬は、すべての獣の執念深い天敵として知られるようになった。この犬は、ときとしてヘブリディーズ群島の外に連れ出され、やがてイングランドでも紹介された。ここでスカイ・テリアは、“この犬はユニークなペットであると同様に、人の目を引くショー・ドッグだ”という熱心な信奉者を増やした。その後すべての階層の人々に愛され、およそ200年もの間にとてもポピュラーな犬になった。スカイ・テリアの熱心なファンのひとりにエリザベス女王がいた。彼女の愛犬ボスはサー・エドウィン・ランドシャーによって絵に描かれている。 |
体長はかなりあり、四肢は短い。耳は通常直立しているが、半分垂れているものもある。顎は武器になるほど頑丈。尾は長く自然のまま。ダブルコートは独特で、約14cmもあり、毛先が地面に達するほど。アンダーコートはやわらかく羊毛状、上毛はかたくまっすぐ。コートは鼻から尾のつけ根まで2つに分かれている。 |
毛色 |
お手入れ |
ブラック、ブルー、クリーム、フォーン、グレーの濃淡のバリエーション、シルバーとプラチナ。耳、口吻、尾の先端にブラックのポイントがあれば望ましい。眼の色はブラウン。 |
トリミングはほとんど必要ないが、良質のピン、ブラシと頑丈なメタル・コームを使ってのブラッシングとコーミングは毎日欠かせない。ふた分かれをセットするために編針を使う人もいるほど。常に耳の中と、尾の裏にフンがついていないかをチェックする。グルーミングをきちんと行っていれば、入浴の必要はあまりない。 運動 |
性格 |
運動 |
遠慮深く内気、見知らぬ人には警戒するので、番犬としては最適だ。その反面、自分のファミリーを守護する気持ちが強い。ときには少し頑固になるが、主人やその家族には親愛の情を表す可愛い家庭犬になる。 |
運動はリードをつけて長時間散歩させたり、塀のある安全な庭で思いきり走り回らせる。ゲームは健康な心身を保つためにも大切。運動中は必ず監視すること。 |