ジャーマン・シェパード

German Shepherd
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第1グループ
 
シープドッグ&キャトルドッグ(牧畜・牧羊犬)
ドイツ
61~66cm
25~30cm
56~61cm
30~41kg
23~33kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

ドイツ生まれのジャーマン・シェパードの歴史は何百年も前のヨーロッパ初期までさかのぼる。シェパードとは、羊飼いを意味する言葉で、その名の通り、ドイツの山岳地方で牧用犬として働いていた。この牧羊犬を基礎に、1880年ごろドイツ陸軍が改良し、第一次世界大戦中には医薬品や弾薬の運搬、捕虜の監視などに用いた。人と一緒に働くのが大好きで、現在でも警察犬、盲導犬、軍のパトロール犬、ガード犬として活躍している。第一次世界大戦のめざましい活躍から、世界中に知られるようになり、アメリカの陸軍の軍人が、ヨーロッパから帰るときに連れ帰ったほど。今ではポピュラーな犬種である。

筋肉が発達した、逞しく、強く敏感な体型。体高よりも体長のほうが長い。尾はふさふさしてわずかにカーブしている。コートは短くまっすぐで、粗く密集して体に密着している

毛色
お手入れ

ブラック・ブラック&タン・グレーなど

コートは抜けやすいため、ブラッシングは週に3回10分間くらいずつ行う。

性格
運動

とても利口で、優秀な番犬、ガード犬である。どんな仕事でもできるように、訓練が可能な犬。他人には内気だが、子供を含めて家族にはすべてをゆだねる。見かけはいかめしいが、知っている人たちには忠実。しかし知らない犬、とくに小さな犬に対しては敏感になることがある。ペットとして飼う場合は、攻撃するような訓練や、本来もっているテリトリー意識をもたせるようなことはしないよう気を付けること。

運動はとても大切で、少なくとも毎日リードをつけて長時間の散歩をしなければならない。広々とした場所での走りはとてもよい運動になる。この犬はエネルギッシュなので、もし運動不足だったり、十分な世話をしてあげられなかったりすると、騒々しくなり、手におえなくなってしまう。また、臆病になったり、異常に神経質になり、危険な犬になってしまうこともある。あまり狭い所に閉じ込めずに、十分な広さの部屋や空間を与えてあげたい。