アニマル図鑑(犬)詳細印刷用ページ
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セント・バーナード(スムース・ラフ)
St.Bernard |
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05 |
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第2グループ |
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ピンシャー、シュナウザー、モロシアン・タイプ&スイスキャトルドッグ(番犬) |
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スイス |
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70cm以上 |
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25~30cm |
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65cm以上 |
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75kg以上 |
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66kg以上 |
簡単な歴史・解説 |
特徴 |
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セント・バーナードと聞くと、雪山で遭難者救助のためにソリを引いている姿や、カラダを温めるためのブランデーの小樽をつけている姿が想像できます。この犬種の歴史は古く、ローマ帝国時代のアルプスに移入されたモロシア犬という軍用犬が、独自発展したものといわれており、そうして作出されたアルペン・マスティフが原種といわれ、当時は番犬として飼育されていました。このアルペン・マスティフが修道院に寄贈され、セント・バーナードのベースとなったといわれています。16世紀頃にはスイスの「サン・ベルナール僧院」の近くのアルプス山中で、長い間人命救助犬として雪崩による遭難者の捜索や、パトロールなどを行い、活躍していました。 |
骨格は太く頑健で、頸は太く筋肉質な大きなカラダが印象的であり、体重は100kgを超えることもしばしばあります。超大型犬のため、カラダも大型犬より大きいが、カラダに似合わぬ目尻が垂れている可愛らしい小さな目をしており、瞬膜が現れることもあります。被毛は、アンダーコートが厚いダブルコートです。ストレートタイプとウェーブタイプがある長毛(ラフ)と硬い毛が密生している短毛(スムース)の2つのタイプがあります。 |
毛色 |
お手入れ |
レッド&ホワイト、ホワイトの地色にレッドが入るもの、ホワイトのマーキングとブリンドル(虎のような模様)の斑がある個体もいます。 |
寒さに耐えられるように下毛の厚いダブルコートで覆われているため、短毛、長毛ともに毎日のブラッシングは欠かせません。特に換毛期は非常に多くの毛が抜けるので、入念なケアが大切です。加えて、よだれが多く垂れてしまいそのままにしてしまうと皮膚炎や悪臭の原因などにもなりかねないため、口周りの毛はこまめに拭いて清潔に保ちましょう。 また、垂れ耳のため、耳が汚れやすく、耳内は洗浄液などを使用して綺麗に掃除する必要があります。 |
性格 |
運動 |
超大型犬でありながら、おっとりとしていて温和な性格です。家族には寛容で穏やか、愛情深い理想的な家庭犬です。子どもに対しても優しく、他の犬や猫、人の赤ちゃんとも安心して同居でき、賢く飼い主さんに従順なのでトレーニングをしやすい犬種といえます。また、救護犬として活躍していたため強い責任感があります。自分で状況判断できる賢さがある分、納得できないことに関しては断固として拒む頑固さももち合わせています。一方で、繊細な面もあり、警戒心の強さもあります。 |
カラダが大きく、太りやすいため十分な運動量が必要になります。毎日の朝夕2回1時間以上の一定のペースで散歩を行い、関節などに負担のかかる激しい運動は避けましょう。また、寒い雪の中で暮らしてきた犬種なので、暑さに非常に弱いため、夏場は、室温管理を徹底して熱中症などに十分に注意しましょう。 |