ゴールデン・レトリーバー

Golden Retriever
04
第8グループ
 
レトリーバー、フラッシング・ドッグ&ウォーター・ドッグ(7グループ以外の鳥猟犬)
イギリス(スコットランド)
56~61cm
25~30cm
54~57cm
29~34kg
25~29kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

19世紀初頭、イングランドやスコットランドで猟がゲームとして盛んとなり、水中でも陸上でも敏捷な動きができる鳥猟用の持来犬が求められた。そこでセターやウォーター・スパニエル、カーリーコーテッド・レトリーバーなどを交配して、最終的にゴールデン・レトリーバーがつくり出されたといわれている。この犬は天性の回収能力と、鋭い嗅覚を併せもち、またどんな天候でも泳ぐことを嫌がらないなど、水陸両用の持来犬として狩猟家たちに人気がある。野外トライアルでも服従訓練でも同じように優れた能力を発揮する。1977年7月に、はじめて行われたアメリカン・ケンネル・クラブの服従訓練コンテストで、3頭選ばれたチャンピオン犬は、全てゴールデン・レトリーバーだった。

力強く、バランスがとれた体型をしている。短くまっすぐな背に、自然で長い尾。頭蓋は広く平らで、口吻も広く深く、頭蓋とほぼ同じ長さである。耳は中くらいの大きさで、つけ根はやや後方に位置し、垂れ下がっている。眼色はダークブラウンで、眼の縁はブラック。理知的で柔和な表情をしている。コートは厚く、適度なやわらかさでよく水をはじく。胸、前肢、眼、腹部と尾の下側は、とくにふさふさしたコートに恵まれている。飾り毛の部分は、ほかより多少色が濃い。

毛色
お手入れ

光沢のある美しいゴールド

厚いコートをきれいに保つため、毎週ブラッシングとシャンプーは必要。ダブルコートなので、湿気を帯びたり、濡らしたままにしておくと、皮膚にシミができたり、皮膚病の原因になる場合があるので、丁寧に乾かす。

性格
運動

優しく愛情豊か。注意深く、子供たちやほかの動物の遊び相手としても理想的。友好的で飼い主に忠実。大人しく非常に利口。

1日に少なくとも2時間の運動が必要。郊外に連れ出すとよい。