アニマル図鑑(犬)詳細印刷用ページ
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アイリッシュ・ウルフハウンド
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Irish Wolfhound |
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05 |
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第10グループ |
サイトハウンド(視覚獣猟犬) |
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アイルランド |
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81~86cm |
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25~30cm |
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71~80cm |
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約54kg |
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約48kg |


簡単な歴史・解説 |
特徴 |
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アイリッシュ・ウルフハウンドは古い歴史をもつ犬種で、祖先は紀元前までさかのぼり、ギリシアからアイルランドに渡っていたと推測され、アイルランドで大型犬化したと考えられています。巨大で威風堂々とした姿からローマなどの首都への貢物として人気がありました。また、その大きなカラダを活かしてオオカミやキツネなどから家畜を守っていたとされています。その後、オオカミの減少や、19世紀にアイルランド全土を襲った飢饉の影響で絶滅寸前まで追い込まれましたが、同世紀後半頃に、愛好会たちにより保護され他のハウンド種などと交配を行い、固体数を増やしました。交配を重ねていく中で当初よりも体高や体重が徐々に大きくなり、今では、犬の中で最大級の犬種とされています。 |
アイリッシュ・ウルフハウントは「世界一大きい」と称される超大型犬です。体長は体高より長く、腰部はアーチを描いています。筋肉質でがっしりとした体型をもち、脚は長くしなやかでスタイリッシュなフォルムをしており、優雅で力強い外見が特徴的です。 |
毛色 |
お手入れ |
主な毛色:グレー、ブリンドル、レッド、ブラック、フォーン、ホワイト ※ディアハウンドに見られる色であれば、どの色でも認められる。 |
アイリッシュ・ウルフハウンドの被毛は粗いワイヤー状になっており、ダブルコートのため、抜け毛があります。換毛期には抜け毛が多くなりますのでこまめなブラッシングを行い絡まった毛やほこりなどを取り除くことが重要です。 アイリッシュ・ウルフハウンドはカラダが大きく、飼育面で難しいところもあるため、犬の飼育初心者には不向きな犬種。力が強いため、お世話や一緒に運動をするには体力が必要。また、世界一大きな犬が暮らせるような広めの飼育スペースも必要になる。 |
性格 |
運動 |
おとなしく静かで、「ジェントル・ジャイアント」と呼ばれるほど友好的で穏やかな性格です。 従順で優しく、家族との信頼関係も築きやすく、小さな子どもやお年寄りに対しても力加減を考えて接することができます。感受性が高く喧嘩を好まない平和主義者です。 子どものいる家庭では特に注意が必要。 感受性が高く、繊細な面があるアイリッシュ・ウルフハウンドは、叱るよりも褒めて伸ばす方法が効果的。 子犬の頃から他の犬や人とふれあう機会をもち、社会性を養うことが大切。カラダが大きくて力も強いため、成長後のトラブルを避けるためにも早い時期から辛抱強くしつけを行い、信頼関係を築く必要がある。飼育初心者には難しいため、プロの手を借りてトレーニングを行うのもおすすめ。 |
猟犬として活躍してきた犬種のため非常に多くの運動量が必要になります。散歩の目安は1日1回につき1~2時間以上の散歩を数回行い、庭やドックランなどのとても広い場所を自由に走り回らせ、ボール投げをして遊ぶのもよい運動になります。子犬期の激しい運動は、骨格や関節に悪影響を与える可能性もあるため注意が必要です。 |