グレート・デーン

Great Dane
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第2グループ
 
ピンシャー、シュナウザー、モロシアン・タイプ&スイスキャトルドッグ(番犬)
ドイツ
76~81cm
25~30cm
71~76cm
54~65kg
45~55kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

グレート・デーンの歴史は古く、血統は400年以上続いているといわれています。グレート・デーンの先祖といわれ狩猟用犬種であるドイツの土着犬と、頑丈なイングリッシュ・マスティフタイプや、素早く機敏なサイトハウンドタイプとの交配で誕生したと考えられています。番犬や軍用犬・狩猟犬などさまざまな分野で活躍しており、当時は、野生のイノシシを狩るための「ボア・ハウンド」として大きな害獣にもその巨体を生かし勇敢に立ち向かっていました。
数種類の似たような犬種は、19世紀頃「ドイチェ・ドッゲ(ジャーマン・マスティフ)」と新しい名称にまとめられ、のちに「グレート・デーン」という名で世界で呼ばれるようになりました。

グレート・デーンの最大の特徴は、巨大で力強さ気高さ、強健さと上品さを兼ね備えたしっかりとした体格です。非常に高い体高を誇っており後足で立ち上がると170㎝以上になります。全体的に筋肉質ですらりとした長い脚をしています。頭部は大きく鋭角的
で明瞭なストップがあります。眼は、鋭く暗色で落ちくぼんでいます。耳は三角で前方に折れ曲がったたれ耳です。尾は長く、下方に垂れ下がっています。被毛はシングルコートで短いつやのある被毛が、カラダに沿って密生しています。
非常にバランスの取れた骨格と優雅に歩くグレート・デーンの姿は見るものに崇高な印象を与えます。その見た目から「全犬種の中のアポロ神」と呼ばれています。

毛色
お手入れ

・フォーン  ブラック・マスクが入るのが好ましい。 ・ハールクイン  主色が白で、ボディ全体に不規則な黒の班が満遍なく散らばっているもの。  できる限り縞のないものが好ましい。 ・ブラック  ボディは、毛布を被ったようにブラックで覆われているが、マズルや喉・胸・腹・脚・ 尾の先端は、ホワイトのマーキングがあってもよい。

グレート・デーンは、短毛のシングルコートですがカラダが大きいため、抜け毛は多少気になるでしょう。毎日、ラバーブラシや獣毛ブラシなどで毛流れに沿ってなでるようにブラッシングします。また、口が大きくよだれが多く分泌されます。放っておくと菌の繁殖やニオイの原因になってしまうので、その都度拭きとる必要があります。

性格
運動

グレート・デーンは、見た目とは裏腹にとても温厚で人なつっこい性格をしており、家族が大好きで寂しがりやな部分があります。家族以外の人や動物にも友好的で気遣いのできる優しさがあります。まさに、「優しい巨人」という異名をもっているだけあります。 同時に、責任感や服従心が強いので幼少期からしっかり社会性を身につけさせ「マテ」や「オスワリ」などのトレーニングを行うことで癒しをくれる家庭犬だけでなく頼りになる護身犬となるでしょう。

グレート・デーンにとって運動はとても重要です。毎日1回の散歩につき2時間以上、荒天でない限り外で歩くのが好ましい。また、ドッグランなどの広いスペースで自由に運動できる機会を作ると運動不足やストレス解消、肥満防止に繋がるでしょう。 しかし、グレート・デーンのような超大型犬は食後すぐの運動は胃捻転を引き起こしやすくなってしまうので注意が必要です。