オーストラリアン・シェパード

Australian Shepherd
03
第1グループ
 
シープドッグ&キャトルドッグ(牧畜・牧羊犬)
アメリカ
51~58cm
25~30cm
46~53cm
18~32kg
16~30kg
23994_ext_16_0.jpg

ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

1800年代に、オーストラリアからアメリカに渡った羊飼いが連れ帰り名付けた犬。アメリカの牧畜業には、この犬がもつ優秀な使役能力と鋭い知性、素晴らしいハーディング性能は大変な強みとなった。またその美しい風貌と、家族に対する献身的な性格で、最近とくに人気の出てきた犬種といえる。もともと牧羊犬に改良された犬だが、現在ではアジリティ・ドッグ、捜索犬、救助犬などにも素晴らしい働きをみせている。護衛本能が強く、利口な作業犬で、1日中働き続けても平気な耐久力ももつ丈夫な犬。

耳は三角形で前方に折れ曲がるローズ・イヤーで、直立耳と垂れ耳はドッグ・ショーでは欠点とされる。背は水平で力強く、胸は深く肋はよく張り、腹はほどよく巻き上がっている。被毛は直毛か軽いウェーブ状で、中くらいの長さ。頸と胸、または前肢と後肢の後ろ側には飾り毛がある。尾は生まれつきない犬もいるが、長い場合は成犬になって10cmを超えない長さに断尾する。歩様はスムーズで軽快であり、スピードを増しても背は水平を保ち、速さや方向を即座に変えることもできる。

毛色
お手入れ

ブルーマール、ブラック、レッドマール、レッドで、これらの色に白斑のあるものとないものがある。

毎日ブラッシングを行う。とくに脱毛期にはコームでよく無駄毛を取り除いてあげないと、皮膚炎になる可能性もある。

性格
運動

たいへんおとなしい性格で、犬同士でもめったに喧嘩することがないため、家庭でも飼いやすく、こうした温厚さがとくに人気を集めている。仔犬のころから人間のそばにおいてしつけをしておくと、家の中でも飼いやすい犬になり、大変心強いコンパニオン・ドッグとなってくれる。

運動は十分に行うことが大切。広い場所で思う存分走らせてあげたい。