カレリアン・ベアー・ドッグ

Karelian Bear Dog
03
第5グループ
 
スピッツ&プリミティブ・タイプ(スピッツタイプと原始タイプ)
フィンランド
54~60cm
25~30cm
54~60cm
20~22kg
20~22kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

この犬の起源は、確かなことは分かっていないが、今から数世紀も前にいた獣猟犬で、ロシア人によってフィンランドに移入したものと考えられる。はじめはオオジカ狩り用に発達してきたが、現在でもさらに大型化して、クマ狩りにも連れて行けるように、フィンランドを中心に、愛犬家たちにより改良されている。クマのにおいを察知すると熱心に追跡し、見つけると猛烈に吠えて立ち向かう。クマ猟ハンターたちのよきアシスタントであり、パートナーである。

サイズは中くらい。胴が長いので背が低く感じるが、骨格、筋肉が発達し頑健。肩部の筋肉もよく発達し、胸は深く幅もある。頭部は円錐形で、目は小さく愛らしい。鼻は大きめで色はブラック。耳は中くらいの大きさでやや外側に向かって立っている。尾は弓なりにカーブを描いて、背線より下に垂れている。
コートは直毛でかたく、下毛はやわらかく密生している。

毛色
お手入れ

全身ブラックで、ホワイトのマーキングが頭部、喉部、胸部、趾部に入る。

コートはかためのブラシでときどきブラッシングする。

性格
運動

非常に勇気があり、どんな獣にも恐れない強靭な精神力をもつ。攻撃的な一面もあるが、主人に対しては素直に服従する。

十分に行う必要がある。引き運動の際には、引く力が強いので注意が必要である。