フィールド・スパニエル

Field Spaniel
03
第8グループ
 
レトリーバー、フラッシング・ドッグ&ウォーター・ドッグ(7グループ以外の鳥猟犬)
イギリス
約46cm
25~30cm
約43cm
約20kg
約18kg
24321_ext_16_0.jpg

ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

フィールド・スパニエルは、スパニエルの中でもほとんど知られていない、もっとも新しい犬種。コッカー、スプリンガーなどのスパニエルと近縁の犬で、19世紀後半に流行した、胴長の狩猟犬が祖先ではないかといわれているが、起源ははっきりとは分かっていない。とても敏捷で、すばらしい嗅覚をもち、喜んで働くため、広い野外での狩猟に適している。

体高はスプリンガー・スパニエルよりも低く、コッカー・スパニエルよりは高い。筋肉のよく発達した背と腰をもち、頭部は長く口吻は鋭角的。耳は垂れており、ほかのスパニエルに比べて長く、比較的低い位置についている。眼色はヘーゼルかブラウン。尾も低い位置についているので、断尾しても、背より下方に向かっている。コートはふさふさとした絹糸状でよく輝き、まっすぐでよくウェーブしているが、カールはしていない。

毛色
お手入れ

ブラックまたはレバー、葦毛、マホガニーレッド。あるいはこれらの毛色にタンが入っているものがある。

コートのお手入れは週2回、5分ほどブラッシングをする。トリミングは年に数回すればよい。

性格
運動

このハンサムなスパニエルは、まだ非常に数の少ない犬種ではあるが、よく働き、温和でのんきな犬。素直で愛情深く、家庭犬に適している。番犬としても敏捷に対処できる。

活動的な犬なので、室内で飼育する場合は、意識的にときどき走らせるようにする必要がある。