日本スピッツ

Japanese Spitz
03
第5グループ
 
スピッツ&プリミティブ・タイプ(スピッツタイプと原始タイプ)
日本
30~38cm
25~30cm
30~38cm
7~10kg
6~9kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

サモエドの小型化をはかって純白の小型犬を改良した、日本独自のスピッツ。歴史は浅く、東京の愛犬家がサモエドと思われる純白のメス犬を2頭カナダから輸入したのがはじまり。ほぼ同時期に名古屋の愛犬家も海外から持ち帰った純白の犬を基にして繁殖を続けていった。スピッツとはドイツ語で“とがった”という意味で、口吻や耳の形から名付けられた。昭和20年代には全国にブームを巻き起こし、30年には人気犬種日本一の座に輝いた。

全体のバランスがとれ、美しく気品に満ちている。頭蓋の部分は幅広く、ストップは明確。口吻はとがっているが、先端はわずかに丸みがある。唇はよく引き締まり、色はブラックが望ましい。かみ合わせはシーザス・パイド。眼はアーモンド型でやや斜めに位置し、暗色で眼縁はブラック。耳は小さく三角型で立っている。ダブルコートで下毛はまっすぐで開立し、上毛は密生しやわらか。額、耳、前肢の前面、飛節以下は短毛で、ほかの部分は長毛。尾と、頸から肩前胸にかけて飾り毛がある。鼻の色はブラックである。

毛色
お手入れ

ホワイト

コートのお手入れは換毛期はとくに入念に死毛を取り除き、コームで整える。

性格
運動

感覚は鋭敏で利口。明るく子供にもよくなれる。主人には忠実で従順。

運動は散歩程度でよいが、屋外だけでも飼育できる。