セント・バーナード(スムース・ラフ)

St.Bernard
05
第2グループ
 
ピンシャー、シュナウザー、モロシアン・タイプ&スイスキャトルドッグ(番犬)
スイス
70cm以上
25~30cm
65cm以上
75kg以上
66kg以上
24273_ext_16_0.jpg

ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

セント・バーナードという名前を聞くと、多くの人々は遭難救助のために雪の山中でソリを引いている姿や、ブランデーの樽をつけている犬を想像する。事実、この犬種はスイスのアルプスの山中で、人命救助のために長い間活躍してきた。16世紀ごろにはスイスのサン・ベルナール僧院の近くで、この地域の雪崩れによる遭難者の捜索や、パトロールなどに活躍していた。この犬種の名前の由来は、19世紀の間にスイスの寺院名からきたものか、もっと以前にローマ軍が進攻した際にすでにつけられていたかは不明で、いまだにはっきりわかっていない。

骨格は太く頑健。頸は太く筋肉質。超大型犬で、体も大型犬より大きいが、体に似合わぬ小さな目が可愛い。眼はやや小さく目尻が垂れ、瞬膜が現れることもある。コートは長毛(ラフ)と短毛(スムース)の2つのタイプがある。さらに長毛はストレートとウェーブがあり、厚く毛の量も多い。

毛色
お手入れ

レッド&ホワイト・ホワイトの地色にレッドが入るもの、ホワイトのマーキングとブリンドルの斑があるものがある。

コートのお手入れは、短毛、長毛ともブラッシングをしていつもきれいにしておく。耳内は洗浄液で清潔に掃除し、爪もいつも短い状態にしておく。とくに春には眼のお手入れに気を配り、涙や目やにを拭き取る。

性格
運動

超大型犬でありながら、利口で従順な性格。家族には寛容で穏やか、子供に対しても優しい理想的な家庭犬。

運動は毎日、広い場所でたっぷりさせる。