KOJIMA's Cat Cafe

コジマのねこカフェ「ミネット」

ブログ

珍ネコのススメ

     珍ネコのススメ

・アシェラ(原産:アメリカ)

・エルフキャット(原産:アメリカ)

オーストラリアンミスト(原産:オーストラリア)

カオマニー(原産:タイ)

・キンカロー

・サイベリアンネヴァマスカレイド(原産:ロシア)

・サバンナキャット

・ジェネッタ

・スクーカム

トイガ―(原産:アメリカ)

・トイボブ

・ドウェルブ

・ドンスコイ

・バーミラ

・バンビーノ(原産国:アメリカ)

・フォールデックス(原産:カナダ)

・ピーターボールド

・ミンスチン

・ラムキン

・ランコイ






・アシェラ(原産:アメリカ)
世界一高い家猫『アシェラ』!そのお値段と性格は?|猫壱(ねこいち・ネコイチ) 
【歴史】
アメリカ・カリフォルニア州にあるバイオ企業「(元アレルカ社)」がヒョウやトラといった野生の肉食動物をモチーフに交配させ、ヒョウやトラに一番近づけた猫として販売している猫種です。

ライフスタイル・ペッツの創業者である「サイモン・ブローディー」氏は、インタビューでこう答えています。
『誰もが一度は「トラやヒョウを家で飼ってみたい」と考えたことがあるはず。現実的では無理なのは分かっているが、これはその願望に一番近づけた猫なんだ』

ライフスタイル・ペッツ社は、アレルカ社時代から動物の遺伝子改良を行い、猫アレルギーでも飼える猫を研究しており、遺伝子組み換えによる新種の猫の誕生をさせてきました。
アシェラは、アフリカンサーバルキャット×アジアンレパードキャット×イエネコ(ベンガル)の3種を掛け合わせて誕生したハイブリッド種です。
2007年、当時の販売価格は約240万円。
従来のハイブリッド種とは異なった野性味溢れる雰囲気の中に美貌を兼ね備えた美しさは、裕福かつ猫を愛する人々の目を引き、一躍話題になりました。
2004年より、日本では「カルタヘナ法」が適用され生態系への悪影響を未然に防ぐ目的で、遺伝子組替生物等の輸入は制限されており、日本国内での飼育は禁止されています。
※現在は、約22,000ドル~28,000ドル(日本円で約250万~300万円)
※世界で最も高い猫として有名となっています。
※2007年に販売された100匹のうち、購入者の大半はロシアと中国でした。
【大きさ、体重】
体重:約15㎏
大きさ:体高約40cm、身長約120㎝
【特徴】
被毛はヒョウ柄。足が長く、顔つきはベンガルに似ていて、美しく凛々しい印象の顔つき。
アメリカのライスタイルペットという会社が色々な猫を掛け合わせ、品種改良した新種の猫が『アシェラ』です。
アフリカンサーバルキャットがベースの中型の猫科動物ほどの大きさ。
【性格】
ライフスタイル・ペッツ社曰く『一風変わっているが中身は家猫で、世話は非常に簡単、極めて人懐こく賢いため、子供や他の動物に慣れるのも早いので、ペットとして飼うには最適』ということですが、まだ新しい猫種なので性格も個体差があり、アメリカでは、気性の荒い性格のアシェラを扱いきれず、飼育が困難になってしまったという事例もあったそうです。
幼少期のアシェラはほとんどが大人しく、気性が荒くなる場合は大人になるにつれて変化していくようです。
そのため、購入から1年間は個体の交換が保証されているそうです。
【飼い方】
歴史が浅く、正しい飼育方法やしつけ方が定まっていません。
餌は、高カロリー高タンパクなものを与える必要があり、食事量がとても多いので、イエネコの3~5倍は餌が必要。
また、体も大きく活発なので広いスペースが必要です。


・エルフキャット(原産:アメリカ)
エルフキャットってどんな猫?特徴や性格、入手方法をすべて紹介します! | mofmo
【歴史】
2004年、2人の女性「カレン・ネルソン」、「クリステン・リーダム」が、耳のカーブしたスフィンクスから着想を得て、スフィンクスとアメリカンカールを交配し誕生しました。
繁殖過程で、耳が外側にカールしている猫種「ハイランダー」を交配に取り入れましたが、ハイランダーは作出の過程で野生のヤマネコの遺伝子が導入されたことで猫種認定に何十年もかかった経緯があり、ハイランダーに難色を示す意見も多いようです。
エルフキャットは、正式に猫種として血統登録団体に認められていないため、現在はスフィンクスの変種とされています。
大きくて尖った耳が後ろにカーブしている容姿から、ファンタジーに登場するエルフの特徴的な耳を連想し、エルフキャットと名付けられました。
【特徴】
スフィンクスのように顔や体の皮膚にシワが寄っていて、毛はうぶ毛程度でほとんど毛が生えていません。
耳はアメリカンカールの様に外側にカールしていますが、カールしていない立ち耳の子が生まれることもあります。
肌の色は様々で、ホワイト、ブラック、チョコレート、ブルー、ブルータビー、ライラックタビー、チョコレートバイカラー、キャリコなどがあります。
スフィンクスのように筋肉質で、小さくなり過ぎないように交配され、平均体重は4k~6.5kgです。
運動神経がよく、運動が好きな子が多いため、高いところに登ったり走り回ったりします。
【性格】
人が大好きで犬のような性格です。
社交的であまり人見知りしません。
他の動物にも極端におびえず、新しい家族にもすぐに順応することができます。
非常に甘えん坊でひとりでいることが苦手なため、ひとりの時間が多いと、不安で眠れなくなりストレスになることもあるため、留守番の時間が長い方にはむいていません。


オーストラリアンミスト(原産:オーストラリア)
猫の王国 on X: "オーストラリアンミスト https://t.co/lsagnCpLDL" / X

歴史
1976年、オーストラリアの「トルーダ・ストレイド」医師が、スポット(斑点模様)の短毛猫を作ろうと、ブリーディングを開始しました。
ビルマ(バーミーズ)、アビシニアン、タビー(縞模様)のイエネコ間の交配に取り組み、誕生しました。
1998年、特徴である斑点以外に大理石模様がブリードのスタンダードとして認められた事を機に、名称「スポッテドミスト」から、オーストラリアの猫を強調した「オーストラリアンミスト」に変更しました。
WCF開催のキャットショーの参加資格を得ました。
TICA公認されました。
2011年10月、イギリス猫種登録団体GCCFで仮認定を受けました。
まだらや大理石のような模様にまるで霧がかかったような薄い色合いの特徴が名前の由来になっています。
性格
 非常に人懐こく甘えん坊で、活発で愛嬌のある猫です。
非常に穏やかでおおらかな性格しており、ファミリーやカップル、子供、単身者、高齢者、他の動物など触られても寛容で我慢強く、攻撃的になることや引っかくことも少ないです。
飼い主と遊んだり、膝の上でまったりするなど、家の中で過ごすことを好みます。
反面、ストレスを溜め込みやすい傾向があり、長時間ひとりでいるとストレスに感じてしまうため、注意が必要です
特徴
体格や耳の大きさ、足の長さなどの様々な点が中庸な容姿の持ち主です。
体の成熟や被毛、目の色が完成するまでに2年以上かかるといわれています。
最大の特徴ともいえる被毛は、地色とは明確に区別できる繊細な模様は、模様よりも淡い色の地色により大理石のようなマーブル模様や名前由来である霧のような斑点模様になります。そしてティッキング(1本の毛の中で色の濃さが変わる)により、霧のベールを羽織ったような美しさを出します。
短毛、丸い頭、大きい目、足としっぽは輪状模様か縞模様、顔と首にも繊細な色ラインが入っているというのも特徴です。
毛色は、ブラウン、ブルー、チョコレート、ライラック、シナモン、フォーン、ゴールド、ピーチ、キャラメル
オーストラリアの登録団体では、ブラウン、ブルー、チョコレート、ライラック、ゴールド、ピーチの6色
イギリスGCCFでは、ブラウン、ブルー、チョコレート、ライラック、シナモン、フォーン、キャラメルの7色。
アメリカTICAでは、ブラウン、ブルー、チョコレート、ライラック、ゴールド、ピーチ、キャラメルの7色
を認定しています。
これは団体ごとに認定色が異なるというよりも、若干の色名や分類によって多少の誤差があるだけです。
体格は、ほっそりとした見た目に反して筋肉質、オスの方が、骨格がしっかりしてい若干大きめです。
平均的な体重は、3.5~5.8kg。
平均寿命は15~19歳程度。
病気
オーストラリアンミストは複数の猫種を掛け合わせて生まれた猫種。
こういった猫種は遺伝子疾患が出やすいのが特徴ですが、オーストラリアンミストの場合は遺伝子疾患がほとんどありません。




カオマニー(原産:タイ)
カオマニー Khaomanee

歴史
カオマニーは英語で「Khaomanee」と表記し、タイ語で「白い宝石」という意味の「カイマニー・シー・カウ」という言葉に由来しています。
タイ国を代表する猫として、タイ国の切手の図柄に採用されたこともあります。

タイ原産のサイアミーズやバーミーズなどと異なり、カオマニーの存在は長い間、西欧諸国に知られることのない、猫種の中でもとても神秘的な存在でした。
1350年頃、タイの詩集「タムラ・ミュー」に、カオマニーの祖先が白猫「カオ・プルート」として記されています。
『カオ・プルートは、生まれた頃は水銀のような美しい両目だった。成長すると片方の目だけカナリアのような鮮やかな黄色に変化し、両目の色が異なる猫になった。』
昔からタイでは両目の色が異なるオッドアイは「幸福の象徴」とされ、絶大な人気を誇っていました。
カオマニーの純白な体色と神秘的で美しい目は、タイ国王宮を中心に飼育され門外不出の時期もあり、また個体数が少ない事情もあって、海を超えて他国に渡ることはほとんどなかったのです。

1999年、初めて国外へ出たのは、アメリカのブリーダー「コリーン・フレマス」が1匹のメスが最初で、その後、大変気に入って、オスも輸入し繁殖活動を始めました。
その後、フランス、イギリスのブリーダーにも輸入され、存在が徐々に知られ、世界的に繁殖活動が行われるようになりました。
2015年、TICAに純血種として登録されました。

遺伝性疾患を避けるため、TICAやカオマニーのブリーダー協会では、遺伝学者等のアドバイスに基づいて、青い目をもつ猫同士の交配や、オッドアイとブルーアイの交配を避けるという指針を設けています。
性格
好奇心旺盛でやんちゃな遊び好き、子どものようにわんぱくな一面を持ち合わせた猫種です。
人懐っこく、家族であれば子供や他のペットとも仲良くできます。
頭もよく知的探究心が強く、おもちゃを投げると取ってきたり、人間のことを観察してその行動を覚えようとします。

特徴
全身が白1色であることが基本で、キャットショーではそのような個体が選ばれます。
黒やタビーに白が混ざったもの、ポイントのあるものが生まれることもあります。
生まれて間もない白い子猫に淡い斑がある場合、成長するにつれ消えていくことがほとんどです
短毛種のセミフォーリンタイプです。
ハート形の頭と高い位置に付いた頬骨、大きい耳、大きい目を持ちます。
目は「オッドアイ」が多く、ブルーとイエローの組み合わせが一番多いが、ブルーとグリーンもあります。
しっぽの長さは中くらいで、まっすぐであることが望ましいとされます。
原産国タイでは、かぎ尻尾や、短い尻尾も多いが、遺伝的多様性の保持を目的として、これらの尻尾も排除しない登録団体が増えているようです。

平均体重
オス:4kg~6kg
メス:3kg~5kg

飼い方
子猫から若猫の時は大変活発なので、運動スペースと、キャットタワーなども用意してあげましょう。
イタズラ防止のために小さいものは、手の届く場所からは撤去した方が良いでしょう。
口で捕らえた際に誤って飲み込んでしまうケースがあり、ものによっては、外科手術も必要になることもあるため、気を付けましょう。
短毛のため、手入れは楽で、週に何回かコーミングをしてあげましょう。
寂しがり屋なので長時間のお留守番はできるだけ避けてあげましょう。

病気
白毛でブルーアイの個体や、オッドアイでは青い目の側の耳の聴覚異常がみられる場合があります。
オッドアイの正式名称は「虹彩異色症」といいます。
毛や目の色はメラニンの構成成分「メラノサイト」という色素の量によって決まります。
白く生まれる理由が、白猫遺伝子(W遺伝子)が色素の働きを抑制するためで、色素の量が少ないと目は青色になります。
耳の中の感受器官「コルチ器」は、目のメラノサイトと同じ細胞から形成されます。
そのため、成長過程でメラノサイトが欠乏すると聴覚障害になりやすいと言われています。
異常を感じた場合は、動物病院で確認しましょう。

そのほか、一般的にかかりやすい下部尿路疾患や毛球症、ストレス性疾患なども注意しましょう。


・キンカロー


・サイベリアンネヴァマスカレイド(原産:ロシア)
Fairy pad - 大府市のノルウェージャンフォレストキャット・サイベリアン専門のキャッテリー
・ポイントカラーと青い目を持つサイベリアン 
・アメリカ『TICA』『CFA』、ロシア『WCF』はポイントカラーもサイベリアン
・フランス『FiFe』公認の猫種
・他団体の一部はポイントカラーのサイベリアンは認めていないため雑種扱い
・ヨーロッパとロシアではカラーポイントはネヴァマスカレード(NEM)と呼んでいる。
【歴史】
ロシア・サンクトペテルブルクのネヴァ川沿いで誕生。
バリニーズやヒマラヤン、シャムの輸入が始まったころに野生のサイベリアンと交配が行われたとされる。
ネヴァマスカレードの『ネヴァ』は『ネヴァ川』から、『マスカレード』はその被毛の装飾的な魅力から『仮面舞踏会』を連想して付けられた。
1997年、TICAがサイベリアンのカラーバリエーションとして公認。
2000年、CFAもサイベリアンのカラーバリエーションとして公認。
2011年、FlFeはサイベリアンの姉妹品種として公認。


・サバンナキャット

・ジェネッタ

・スクーカム

トイガ―(原産:アメリカ)
ARION(アリオン) | トイガーギャラリー | 関東・神奈川県でベンガルなど猫・子猫のブリーダーなら「ROCKFIELD」

歴史
1980年代、アメリカ・カリフォルニア州のベンガルのブリーダー「ジュディー・サジェン」によって作出された猫種です。
ジュディーは飼育している2匹のベンガルの子猫に、頭にトラのような縞模様(サーキュラマーキング)を見つけました。
多くの「トラ柄」と呼ばれるマッカレルタビーの猫たちには、そのような模様はなく、本物のトラのはっきりとした太い縞模様とはほど遠い容姿をしており、この模様が本物のトラのような模様の猫を生み出すポイントになると考え、「家で飼う本物のトラ模様の猫種」を繁殖家仲間アンソニー・ハッチャーソンとアリス・マッキーの協力により本格的な育種に乗り出しました。
ジュディーは、模様を再現するための大きくて長い胴体やトラの頭にあるような環状の模様、鮮明で鮮やかな毛色、そして、何よりも一緒に暮らすための穏やかな気性を兼ね備えた猫を理想としました。
そして、ベンガル猫を基礎に世界中のさまざまな猫と掛け合わせ「トイガー」は誕生しました。

1993年、アメリカのTICAに新品種登録のため予備登録を申請しました。
2000年、育成期間として受け入れられます。
2006年、正式な猫種「トイガー」が公認されました。
しかし、新種登録はされましたが、さまざまな猫種との繁殖が影響して毛色や縞模様が安定していません。
より本物のトラ模様になるには、数十年以上かかるといわれています。
トイガーという名前は、「Toy(おもちゃ、可愛がる)」「 Tiger(虎)」の2つの単語による合成語です。

CFAでは、「野生猫の血統を繁殖に用いることを禁止」なため、ベンガル同様に登録は認められていません。

特徴
セミフォーリンタイプの体型は、胴長でがっちりとした骨太の骨格、たくましい筋肉と適度な脂肪がついた、ゆったりとしたプロポーション、しっぽは長くまっすぐです。
頭部は逆Vではなく、顎は大きく、鼻スジは広いことが好ましいとされています。
目はやや小さ目で、つり目であること、耳も小さいことが理想です。
目の色はブルー以外とされています。
歩き方にも特徴があり、野生の猫科動物の、肩を入れて歩く貫録のある歩様が好ましいとされています。

平均体重は、オス:6~10kg、メス:5~8kg。
体高は30~40cm。

毛色はブラウンタビー(マッカレルタビー)のみです。
地色は、ブラウン、マホガニーレッド、オレンジ、ゴールド、タンがあり、縞模様は黒くはっきりしている方が良いとされます。
公認の毛色としては認められていないものの、ブルー系の毛色が表れることもあります。
顔まわりは、目に黒くアイラインが引かれた「マスカラ」と呼ばれるパターンが入ること、そして頭部には白いハイライトがあることが理想とされています。
現在、本物のトラにより近づけるために、腕の内側や腹部などに白が入るよう育種が続けられているそうです。

性格
見た目に反して、とても穏やかで優しい性格なので、子供や初対面の人、他の動物に対しても友好的に接してくれます。
大変賢く、好奇心旺盛、活発で明るく、飼い主に対して従順で愛情深い性格です。
依存心があまり強くないので、ベタベタと甘えてきたり、抱っこを要求することはあまりないようです。
警戒心は強いため、家族以外には距離を置いたり、来訪者に対しては身を隠すこともあるようです。

中には、野性味の強さや性格が、繁殖に使われたさまざまな猫種の影響が見られ、激しい性格の子や落ち着いた子、警戒心の強い子やのんびりした子などもいます。
病気
ベンガルは、ヤマネコから受け継いだ性質で猫伝染性腹膜炎(FIP)への感受性が高く、罹患すると重症化するケースが多いという報告があります。
FIPは遺伝性疾患ではありませんが、治療が間に合わず亡くなる場合もあるため、トイガーの作出者も注意を呼びかけています。

肥大型心筋症の起きる可能性もあるとされています。
飼い方
行動は大変活発で、生活環境には十分なスペースを割いてやる必要があります。

また、体の大きい子も多いので、キャットタワーはしっかりとしたものを用意しましょう。
力が強いので、抵抗されると大きなケガをすることもあります。
子猫の頃から首輪やリード、輸送用クレートに慣らすために、不快感を持たないよう習慣づけ、動機づけを行った方が病院などの移動がたやすくなります。
短毛種ですが、かなり毛が密集しているので、週に1~2回のブラッシングをしましょう。
短毛種には、ブラシ部分がゴムでできたラバーブラシがおすすめです。
しっかりとした体を作るためにも良質なタンパク質を多く含んだ食事を与えるようにしましょう


トイボブ(原産:ロシア)
トイボブ】性格・寿命・値段などまとめ! - 猫の種類図鑑
1994年12月、セミナーにて「ミロノワ」氏の提案により名称が言いにくい「スキフ・タイ・ドン」から、簡潔できれいな『小さなボブテイル』という意味の「トイボブ」 と変更されました。
『世界一小さな猫』といわれる小柄な猫種で体重1.0~2.3kgです。


ロシアのロストフ・ナ・ドヌ(ロシアのアゾフ海付近にあるドン川の海港)で、メコンボブテイルのブリーダー「エレーヌ・クラシュニチェンコ」が、1983年にシャムのような見た目の野良のオス猫を保護し、「ミシカ」と名付けました。その尻尾は短く、ねじれている特徴を持っていました。
 その2年後(1985年)、エレーナの母親が2匹目の野良のメス猫を保護し「シムカ」と名付けます。
この猫は、小柄でシールポイントの巻き毛、尻尾が短い特徴を持っていました。
1988年8月8日、生まれた小さな猫は「クーツィイ(Kuts)」と名付けられ、トイボブの基礎となりました。
※(クーツィイは、ロシア語で「しっぽが切った状態、ボブテイル」と意味します。)
初めの頃、彼女は親しい人にプレゼントとして、この猫の子を無償贈呈していました。
生まれた猫の特徴は当初、欠陥と思われていましたが、FAR(ロシア猫科動物協会)に加入すると、小柄な猫種として繁殖計画を勧められました。
この最初の猫は「スキフ・タイ・ドン(Skif-Thai-Don)」と呼ばれ知られるようになっていきます。
※スキフ・タイ・ドン
エレーヌは、種の名前は必ず「ドン」という言葉を含もうと決めました。
猫の愛好会「スキフ」のシドレンコワさんは繁殖を愛好会で行うので、「スキフ」という言葉を使えばいいと述べました。
バトコワさんはタイ(シャム)の猫に似ているので、「タイ」の言葉も含め、「スキフ・タイ・ドン」という名前を提案しました。

1990年代後半、ウラル地方のブリーダー「フェデヤヴァ」がロシア土着の小さな猫と交配させ、トイボブの品種改良、繁殖を開始します。
ドイツのWCFの「Unrecognized Breed」カテゴリでトイボブを展示し、トイボブの突然変異(小柄な体格と尾の形状)はシールポイントの猫だけではないことを実証しました。
突然変異には、野良猫の毛色、パターン、長さも関わっており、これらはトイボブの繁殖プログラムに組み込まれ、この血統にバイタリティを与えました。
キャットショーで評判になったことで有名になり、欧州では『インターナショナル・チャンピオン』の称号を獲得しました。
1997年、CFA国際ブリード審査員故高野賢治氏は、日本で初めて、この猫を上陸させSkif Toy Bobtail(スキフ・トーイ・ボブテイル・スキフトイボブテイルとも言われる)と名付けました。
※現在でもこの名前は日本獣医師協会が発表する、猫:種類コード表に掲載されています。

2011年、世界で最も小さい猫として、WCFに猫種登録されます。
2014年、トイボブのキャットクラブITCCが設立。
2015年、トイボブのスタンダードを統一。
     MFA、ICUなどの団体でチャンピオンシップが認められ活躍するようになります。

2017年、TICAで、ロストフ、ウラルの2つのグループが再び一緒に集まり、品種の正式名称を「トイボブ」とし、
     レジストレーションオンリー(予備登録)の猫種として登録されました。

2020年、8月8日を【トイボブの日】と制定。
日本人GOJYUUOU TANAKAの提案により、トイボブの品種誕生の日としました。

現在は、WCFとFIFeで暫定品種として登録されているのみですが、ロシア、ブルガリア、フランス、スペイン、スウェーデン、イギリス、デンマーク、日本、カナダ、アメリカ全土で育種プログラムがあり、さらなる拡大が期待されています。


・ドウェルブ

・ドンスコイ

・バーミラ

バンビーノ(原産国:アメリカ)
神秘的でエキゾチックな希少猫!バンビーノの魅力と飼い方のポイント | ペットニュースストレージ(ペット保険のペット&ファミリー損保)
アメリカ・アーカンソー州のキャッテリー・HolyMolyのオーナーで、繁殖家のオズボーン夫妻がスフィンクスとマンチカンの交配で生まれた、足の短い無毛の猫を譲り受けました。
その猫に惚れたオズボーン夫妻は、繁殖を決意。
2005年、このハイブリット種の健康と生存率を丹念に調査した上でTICAに登録申請。
2006年、新しい猫種の「イクスペリメンタルブリード(実験的品種)」カテゴリで登録されました。
誕生してから年がたっていないため、遺伝的疾患や生存率など充分な調査を終えておらず、認定種として各団体に登録されるには至っていません。
ゆくゆくはスフィンクスの亜種として登録され、新しい猫種としての認定はされないと予想されています。
理由として、スフィンクスの繁殖者が少ないため、同様に繁殖者が増えていかない可能性が高い事。
突然変異の無毛猫ドンスコイと異なり人為的交配である事などがあげられます。
バンビーノは、短足の無毛タイプの誕生確率が他の猫種より低いため、希少価値のある猫種を登録する機関「REFR(Rare and Exotic Feline Registry)」に登録がされています。
 『REFRは、希少でエキゾチックな猫種の保存と認知を目的に活動しています。信頼できる登録簿を提供し、特別な猫の独自の特質を促進することで、ブリーダーや飼い主をサポートすることを目指しています。』
– REFR公式ウェブサイト

『バンビーノ』とは、繁殖者「パット・オズボーン」がイタリア系で、成猫になってもあまり体は大きくならず、特徴的な短い足から赤ちゃんのように見えることから、イタリア語で『赤ちゃん』と名付けられました。


・フォールデックス(原産:カナダ)
フォールデックス[レッド&ホワイト] | ペットショップ ひごペットフレンドリー:近畿一円 ペットショップ 大阪、兵庫、奈良、京都、和歌山  犬猫ペットの事ならおまかせ!
ベティ・アン・ヤクスリーが人気猫種のスコティッシュフォールドとエキゾチックショートヘア、エキゾチックロングヘアーの特徴を引き継ぐよう試行錯誤を繰り返し交配することで誕生しました。
1993年、キャットショーで初デビューしました。
その後はジャンヌ・バレットを中心としたブリーダーがカナダのケベック州で血統の育種に取り組み、
2006年、カナダの猫種公認団体CCA(Canadian Cat Association)の公認を受けました。
別名「エキゾチックフォールド」,「エクソフォールド」と呼ばれます。
【性格】
非常に愛情深く、賢くて好奇心旺盛、知らない人にも近づく人懐こさがあります。
【特徴】
スコティッシュフォールドの折れ耳とエキゾチックの短い鼻を受け継いでおり、体は筋肉質で骨太のコビータイプ。
短毛種と長毛種がおり、全ての色とパターンが許容されています。
顔も大きな瞳もまん丸の見た目から、フクロウやミミズクに似ています。
【成猫時の平均】
体高 約25cm 体重 2~4kg


・ピーターボールド

・ミンスチン

・ラムキン

・ランコイ