コジマ動物病院からのお知らせ56
ペット保険について
ワンちゃん・ネコちゃんと暮らしているとどんなに気を付けていてもケガをしてしまったり、体調を崩して病院にかかる時があるかもしれません。
十数年前に比べるとたくさんの保険会社からいろいろなペット保険が出ており、既に加入している方も、加入はしていないけれど気になっている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はペット保険とはどういったものなのか簡単にご紹介いたします。
ペット保険の仕組み
「ペット保険」とは、「ペット医療費用保険」のことをいいます。
ペットには人間のような健康保険制度はありませんので医療費は全額自己負担です。
ペット保険に加入していれば、契約者が支払った医療費の一定割合を保険金として受け取れます。
どんな費用が保険の対象になるのでしょうか?
病気やケガで動物病院にかかり、検査や治療を行った際の医療費が対象となり保険会社から保険金が支払われます。
逆にワクチンや予防薬、避妊・去勢手術、健康診断などの予防医療は保険の対象外になることがほとんどです。
どんなペットが保険に加入できるのでしょうか?
原則として【おうちで一緒に暮らしている病気にかかっていない元気なワンちゃん・ネコちゃん】です。
保険会社によっては鳥・うさぎ・フェレットといった小動物が加入できる保険もあります。
ほとんどの商品で加入時の年齢制限がありまずが、加入後は終身で継続できるものが多いので、若くて元気なうちに加入することをおすすめします。
保険金の受取り方は?
①直接請求
飼い主様が一旦、動物病院で医療費の全額を支払います。
その際発行された診療明細書やその他の必要書類を保険会社に郵送し、審査が完了すると保険金を受け取れます。
②窓口精算※1
保険会社の提携している窓口精算が可能な動物病院※2で、医療費から保険会社による補償分を差し引いた自己負担分のみを支払います。
※1窓口精算に対応しているプランに限る。動物病院での精算時、毎回保険証の提示が必要
※2コジマ動物病院ではペット&ファミリー損害保険株式会社、アニコム損害保険株式会社、アイペット損害保険株式会社の窓口精算が可能
その他
今は元気でも以前大きな病気をしたことがあったり、申込時に治療中の病気やケガがある場合は保険に加入できなかったり、補償の対象が限られてしまうこともあります。
保険に加入直後の一定期間は「待機期間」といって補償の対象外となる期間が設けられていることがあります。
最後に
動物病院でのお会計時に「保険に入っていて良かった!」とおっしゃる方をよく見かけます。
「急にうちの子の具合が悪くなって検査や治療をして、もしかしたら入院も必要になるかも・・・治療費がいくらになるのかも心配・・・」ペット保険はそんな心配を和らげてくれます。
これらのことがペット保険について関心を寄せていただけるきっかけになれば幸いです。