モモンガの病気について
モモンガのように小さな動物は、飼い主さんが病気や怪我に気がついたときには、手遅れとなってしまうことがあります。それを防ぐためには、普段からの健康管理がとても大切です。毎日モモンガの様子を観察し、天候や与えた食事、食べた量などを日誌につけておくと、病気になったとき獣医さんが診察するのにとても役立つことでしょう。ここでは、症例として多い病気をとりあげ、症状・原因・予防の代表例を紹介します。 |
| モモンガの下痢について(消化器系疾患) |
一般的に、モモンガに多い症状として、【消化器系疾患(主に下痢)】があげられます。モモンガの下痢は人間とは違い、体力のないベビーはそれが原因で最悪の場合、命をおとす危険性があります。
下痢といっても原因はさまざまです。その中でも、何らかのストレスにより、抵抗力が低下することによって細菌などに感染し、下痢を引き起こすことがあります。それは生後の浅いベビーや、老齢のモモンガに多くみられます。大きなストレスを与えたり、小さなストレスでも積み重なると、通常なら跳ね除けることができる細菌やウイルスに感染してしまい、思わぬ病気が発症してしまうのです。そのほかにも、飼育環境の温度が適切でないため、お腹を壊してしまうこともあります。
はじめの[鉄則3]にもあるように、日ごろからペットにとってよりよい環境を整えることが、最も大切な予防となるのです。
鉄則 |
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モモンガに多い病気
| 下痢 |
| 1.コクシジウム症 |
下痢、腸炎、発育不良など |
| 内容:コクシジウム原虫の感染が原因の病気です。ある程度成長したモモンガの場合、症状を示さない場合も多いですが、離乳から日の浅いベビーは、症状が進行すると脱水を起こし、命をおとす危険性があります。 |
| 感染経路:経口感染(感染した動物が排泄した糞便に含まれるコクシジウムを、何らかのかたちで口にすることにより感染) |
| 予防方法:すでに感染してしまった動物が近くにいると、直接糞便を口にしたり、乾燥した糞便が空気中を舞うことによって、病気が蔓延する可能性があります。糞便に含まれるコクシジウムは、排泄されてから2日程度で感染力をもつため、こまめな掃除による衛生管理が最も重要になります。 |
| 2.ジアルジア症 |
軟便、切れの悪い便、食欲低下など |
| 内容:ジアルジア原虫の寄生によって発症します。元気がなくなり、食欲低下や軟便をする回数が増えます。その軟便は切れが悪いため、肛門が汚れてしまうことが多く見られます。健康状態の良好である個体には、感染しても症状が見られず、低力や抵抗力のないベビーなどは発症しやすいといえます。 |
| 感染経路:経口感染(感染した動物が排泄した糞便に含まれるジアルジアを、何らかのかたちで口にすることにより感染) |
| 予防方法:健康体であれば感染しても症状がありません。低力や抵抗力のないベビーなどは発症しやすいといえます。そのため、感染の恐れがある動物との接触を避け、体力を蓄えるように、清潔な落ちついた環境で育てることが大切です。毎日便の状態をチェックし、早期発見・治療を心がけましょう。 |
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※コクシジウムは、健康な個体もしくは1度治療をして回復した個体であっても、ストレスや飼育環境の悪化によって再度発症してしまうことがあります。日ごろから健康チェックで便などの状態を観察し、症状の早期発見を心がけましょう。異常を発見した場合は、すぐ購入したお店のスタッフまでご相談ください。
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健康チェックをしよう
モモンガは言葉をしゃべることができません。いくら具合が悪くても、感じている症状を人に伝えることもできません。それを見てあげられるのは飼い主さんしかいないのです。体や皮膚、毛並みに異常はないか、便やおしっこの状態は大丈夫か、などを毎日見ることができるのも、飼い主さんだけです。ここでは、自宅で簡単にできる健康チェックの方法をご紹介します。
チェック項目
- 目の症状・・・・・・目やにがでていないか
- 鼻の症状・・・・・・鼻水が出ていないか
- 耳の症状・・・・・・汚れたり、かゆがったりしていないか
- 口の症状・・・・・・歯が伸び過ぎたり、よだれなどは出ていないか
- 肛門の症状・・・・・便などで汚れていないか
※そのほかにも気になるところがあった場合は、すぐお店のスタッフまでご相談ください。 |
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