ミドリガメとゼニガメは、“カメ目
ヌマガメ科”に分類される水辺や沼などで生活するカメです。そしてこの2種類は、飼育入門種として昔から日本で親しまれています。
ミドリガメとは体色が緑色の“ミシシッピアカミミガメ”の通称です。また、ゼニガメは“イシガメ”とも呼ばれています。近年では日本でのイシガメ生息数が減少し、ゼニガメとして販売されている種類のほとんどが“クサガメ”の幼体です。
最近では、アメリカが原産のミドリガメや繁殖もののクサガメが日本の各地で発見されるようになりました。それは、ペットとして育てていたミドリガメを、“飼えなくなってしまった”などの理由で池に放してしまった結果なのです。そして野生のゼニガメ(イシガメ)は、そういった外来種や水質の悪化によって激減してしまいました。このように人間の勝手で、もともとそこに生息していた野生動物の生活を脅かし、元の自然を狂わせることは絶対してはいけません。最後まで責任をもち、ずっと可愛がって育てることが、飼い主さんの使命であることを忘れないでください。
大変長寿な動物で、平均寿命は20〜30年といわれ、40年生きたという例もあります。逆に体質が弱かったり、病気などで長生きできない場合もあります。いずれにせよ、ペットが幸せに天寿をすごせるように、飼い主さんは大切に育ててください。 |