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ミドリガメ・ゼニガメの病気について

ミドリガメ・ゼニガメの育て方
はじめに どんなごはんをあげたらいいの? 病気につて

カメの体は甲羅に包まれています。そのため、外見に異常がみられたときには、症状が進行しており、手遅れとなってしまうことがあります。それを防ぐためには、普段からの健康管理がとても大切です。毎日カメの様子を観察し、天候や与えた食事、食べた量などを日誌につけておくと、病気になったとき獣医さんが診察するのにとても役立つことでしょう。ここでは、症例として多い病気をとりあげ、症状・原因・予防の代表例を紹介します。

カメと紫外線について
爬虫類は、紫外線を浴びることによって、皮膚病の予防やビタミンの形成を行う動物です。紫外線を適度に浴びなければ、体調不良や思わぬ病気にかかってしまうことがあり、最悪の場合死んでしまうこともあります。よって、カメにとって“紫外線”はなくてはならないものなのです。そのため、適度に日光浴をさせ、紫外線をあててあげてください。
紫外線は屋外の太陽光に含まれ、野生のカメは、自ら日当たりのよい場所を見つけ、適度な日光浴をしています。しかし、ペットのカメは室内の飼育が多く、なかなか十分に紫外線を吸収することができません。そこで、“紫外線ライト”をケージに設置すると、足りない紫外線を補うことができます。ベビーのカメは温度差に弱く、屋外で日光浴できる季節が限られてしまうため、体に負担をかけないためにも効果的だといえます。
はじめの[鉄則3]にもあるように、日ごろからペットにとってよりよい環境を整えることが、最も大切な病気予防となるのです。
鉄則

カメに多い病気

1.くる病 食欲不振、歩行困難、甲羅の軟体化・変形
内容:この病気は、幼体に多くみられる病気です。主に、紫外線、ビタミンD3 、カルシウムが不足することによって発症します。甲羅がやわらかくなって変形したり、骨が弱くなり歩くことができなくなるなどの症状がみられます。偏食を起こしたり、適切な食事や紫外線管理を怠ってしまうと起こりやすい病気です。
予防方法:日ごろから、バランスのよい食事を与え、日光浴や紫外線ライトの設置により予防できます。定期的にエサにビタミン剤やカルシウム剤を添加してもよいでしょう。甲羅がやわらかくなる症状として、水質の悪化によるものがありますが、その場合、こまめな水替えを徹底する必要があります。
2.ビタミンA欠乏症 まぶたの炎症
内容:ビタミンAの欠乏により、まぶたが腫れ、目が開かなくなったりします。この症状が見られるころには、かなり病状が進行していることが多いのです。偏食を起こしたり、適切な食事管理を怠ってしまうとなりやすいといえます。
予防方法:日ごろから、バランスのよい食事を与えることにより予防できます。定期的にエサにビタミン剤やカルシウム剤を添加してもよいでしょう。症状が見られたら、早急にビタミンの摂取をさせる必要があります。
Point
■幼体のカメに多い症状として、“エサを食べない”“動きが悪い”などがあげられます。その原因は必ずしも病気ではなく、多くの場合、“水温・気温が低い”“水質の悪化”なのです。おうちに来たばかりのカメが、食欲がないと感じたときは、まず保温することをおすすめします。(夏場の場合は、逆に水温が高すぎないかチェックしてみます)水中ヒーター、保温ライトを設置し適温に設定してあげると、少しずつ食欲が出るでしょう。

※それでも食欲が回復しない場合は、速やかにすぐ購入したお店のスタッフまでご相談ください。


健康チェックをしよう

カメは言葉をしゃべることができません。いくら具合が悪くても、感じている症状を人に伝えることもできません。それを見てあげられるのは飼い主さんしかいないのです。体や皮膚に異常はないか、便やおしっこの状態は大丈夫か、などを毎日見ることができるのも、飼い主さんだけです。ここでは、自宅で簡単にできる健康チェックの方法をご紹介します。


チェック項目

  • 目の症状・・・・・・目やにがでていないか
  • 鼻の症状・・・・・・鼻水が出ていないか
  • 口の症状・・・・・・においがしたり、泡が出たりしていないか
  • 甲羅の症状・・・・・変形したり、やわらかくなっていないか
  • 皮膚の症状・・・・カビが生えたり、炎症を起こしていないか

※そのほかにも気になるところがあった場合は、すぐお店のスタッフまでご相談ください。


カメを触ったら手を洗おう!

“カメを触ると病気になる”、“カメは伝染病をもっている”などの間違った情報を耳にしたことはありませんか?
カメには“サルモネラ菌”があります。そのため、カメを触ったり掃除をしたあと、そのまま手を使って食事するなどの行動により、サルモネラ菌を口にすると、下痢などの体調不良をおこす危険性があります。しかし、サルモネラ菌とは、カメ特有のものではなく、そのほかの動物や自然界にも、非常に多く存在する菌なのです。
清潔に正しい飼育方法をとれば安全に飼育することができます。必ずカメを触ったり掃除をしたあとには、必ず石鹸で手を洗いましょう。なお、カメの水替えに台所の流しを使用することは避けましょう。

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