ワンちゃんを、のびのびとした性格のよい子に育てるためには、ケージを使ったワンちゃんだけのプライベート空間を必ずつくってあげることです。 |
1.ケージでスペースをつくる2.ケージの中にベッドとトイレシーツを置く 3.清潔な水を常に欠かさない この環境を、つくってあげられるか、あげられないかによって、その後のワンちゃんの性格やしつけやすさに大きな差が生まれるのです。 |
●スムーズな環境順応を助けるために
母親から離れて間もない仔犬にとって、新しい環境変化は大きな負荷となります。
また、そのストレス、疲れによって体調を崩すこともあります。そんな仔犬を優しく見守る“ゆりかご”となるのが、ワンちゃんが誰にも侵害されない、ワンちゃんだけのプライベートルームなのです。
●おおらかな性格に育てるために
ねている仔犬は絶対起こしてはいけません。とくに小さなお子さんのいるご家庭では、家族みんなでひっきりなしに仔犬をかまってしまうことがよくありますが、いつ起こされるかわからないワンちゃんは、臆病で気が小さくなったり、しつけのしにくい仔に育ってしまいます。プライベートルームでたっぷり寝かせることが、よい仔に育てる一番の近道なのです。
●トイレのしつけを簡単にするために
ワンちゃんは自分の寝床を汚すことを嫌います。プライベートスペースに、ベッドとトイレを一緒に置いておくと、ベッドで目覚めたワンちゃんは自然とトイレに行き、用をたすようになります。
このように、プライベートルームがあれば、トイレのしつけがとても簡単に行えるようになります。
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プライベートルームが完成したら、その中に仔犬を入れます。仔犬は乗り物酔いをするため、ご自宅に着いたころには、かなり疲れているはずです。新鮮な水にビグラスを加えたものを与え、ケージの中でゆっくり休ませてあげましょう。
仔犬は新しい環境になれないうちは、寂しがってよく鳴きます。可愛くてついつい鳴くたびになでたり、抱いてあげたくなりますが、これは逆効果です。「鳴けば構ってくれる」と思ってしまい、人間の赤ちゃんの抱き癖と同じように、ムダ吠えの癖がつきがちです。夜も、鳴くからといって一緒に寝てはいけません。
どうしても鳴き止まないときは、できるだけ暗く、静かな場所へ移してみましょう。鳴き疲れたらおとなしく寝るはずです。
![]() 鳴いたらだっこ |
![]() 鳴き疲れたらおとなしく寝る |
仔犬は、体温調節がうまくできません。とくに幼い仔犬にとって、夏の暑さ、冬の寒さは体調を崩す大きな原因になります。一般に1日のうちで7度以上温度差のある場所(とくに日中、日当たりのいい部屋や階段の側など風通しのよい場所)は仔犬によくないといわれています。25℃前後の適温に保てるようエアコンをつけたり、温度変化の少ない場所にハウスを置くなどして、仔犬への負担を減らしましょう。湿度は40〜60%が最適です。 |
仔犬だけで家に留守番させるときは、熱射病等の事故がないように、犬種によってはペット用の冷却グッズを使用するとよいでしょう。 |
![]() 閉めきった部屋や車の中に 長時間留守番させる。 |
![]() エアコンの風が直接当たる 場所にハウスを置く。 |
![]() 食べ残しのフードを 置きっぱなしにする。 (食中毒の原因) |
冬の寒さは仔犬にとって厳しいものです。とくに10月〜6月には、室温よりも接触温度が大切ですので、一晩中つけておけるペット用のヒーターなどを必ずご用意ください。とくに短毛種のワンちゃんは風邪をひいたり、下痢をする場合もあるので、注意が必要です。 |