ブリュッセル・グリフォン

Brussels Griffon
02
第9グループ
 
コンパニオン&トイ(家庭犬&愛玩犬)
ベルギー
約20cm
25~30cm
約20cm
3.5~4.5kg
3.5~4.5kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

ベルギーでは、15世紀ごろからエネルギッシュな小さな犬として知られていたブリュッセル・グリフォン。アーフェンピンシャーヨークシャー・テリアパグ、ブラック・アンド・タン・テリア、そしてルビー・スパニエルがこの犬の発展に寄与したと一部では信じられている。しかし、この犬の祖先は、ほとんど知られていない。元来、馬小屋や農場で、ネズミを捕る作業犬として活躍していたため、“厩舎のグリフォン”と呼ばれていた。今日では、コンパニオン・ドッグとして、また番犬として活躍している。1883年にベルギー・ケンネル・クラブに公認され、1880年代中期に、イギリスとアメリカに輸入された。

小さく引き締まった強壮なボディ。幅広く深い胸部、短い背、よく発達した後躯をもつ。前肢はまっすぐ、後肢はよく発達している。頸は力強くややアーチし、前顔部はとても短い。ブラックで同色の縁取りがある大きい眼は、鋭く機敏な表情。突き出ている下顎は、独立心の強い性質を表している。耳はつけ根の位置が高く、断耳するか、あるいは自然のまま。尾は短く断尾する。コートはスムースとラフの2タイプ。スムースは直毛でかたい。ラフは長くてかたく、針金状でアーフェン・ピンシャーに似ている。

毛色
お手入れ

赤みがかったブラウンか、ブラックと赤みがかったブラウン。ブラックの犬もいる。

スムースコートの犬たちはほとんどグルーミングを必要としない。ブラッシングは週2回で十分。ラフコートの犬は、ハンド・ストリッピングをしなければならず、その手順はグルマーの専門的技術が必要。クリッピングをしてもよいが、この犬の粗い手触りを損なうことになりかねないので気を付けること。

性格
運動

人に管理されずに、自由に運動することが好きなこの犬は、小さな場所で生活させられることを望まない。のびのびと走れる環境が理想だが、フェンスに囲まれた安全な場所でなければ、決して自由にさせるべきではない。