ロットワイラー

Rottweiler
05
第2グループ
 
ピンシャー、シュナウザー、モロシアン・タイプ&スイスキャトルドッグ(番犬)
ドイツ
61~69cm
25~30cm
56~64cm
約52kg
約45kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

祖先は古代ローマ帝国の軍用犬として、ローマ軍が中央ヨーロッパに侵攻した際、軍人のための食糧として連れて行かれた牛たちを引率し、アルプスを越えたタフな犬といわれている。ローマ軍が遠征先のドイツで残していった数頭のロットワイラーを家畜商が改良し、この犬たちが現在のロットワイラーの基礎になっている。名前の由来はドイツのロットワイラーという地名からつけられている。活気と弾力にあふれ、極めて持久力に富むこの犬は、その後、家畜を追う犬として飼育された。しかし、大型のものは牛を倒すほど強いため、家畜用よりも荷車引きに多く使われた。20世紀になるとドイツでは犬に家畜を引率させたり、荷車を引かせたりするのは禁じられ、それに伴ってロットワイラーは一時絶滅の危機を迎えた。しかし、警察犬として優れた能力があることが知られるようになり、家庭犬・番犬・警察犬として広く飼育されていった。

頑丈なボディ。胸部がよく発達し四肢も筋骨逞しい。とくに後肢の腿はよく発達している。広い頭部はほどよい口吻の長さと調和が取れている。頸は長く太く頑丈。尾は背中と平行に短く断尾する。コートは短くかたいダブルコート。体に添って密生しているが、頸と腿の下毛はやわらかい。

毛色
お手入れ

ブラック&タン。両眼の上、頬、口吻、胸、四肢にタンのマーキングが入っている。

コートは短いがお手入れは必要。最初、濡れたタオルで拭き、マッサージをする。後に乾いたタオルでこすってあげる。汚れている場合は入浴させてあげるとよい。

性格
運動

落ちつきがあり、利口で愛情こまやか。主人には従順。大胆で勇気もあるので、家庭や広い場所の番犬として、また護衛犬としても頼りになる。ただし、オス犬はほかの動物に対して攻撃的になりやすい面もあるので注意すること。

生後1歳から1歳半に達したら、時速約10kmくらいの引き運動をする。