ミニチュア・ピンシャー

Miniature Pinscher
02
第2グループ
 
ピンシャー、シュナウザー、モロシアン・タイプ&スイスキャトルドッグ(番犬)
ドイツ
25~32cm
25~30cm
25~32cm
約4.5kg
約4kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

小柄ながら非常に勇敢なこの小型犬は、現在“ミニピン”という愛称で人気があるが、1920年以前はドイツ以外の国では、その存在はほとんど知られていなかった。祖先はスカイジナビア半島にいたクライン・ピンシャーで、数百年前に小型化され、番犬、愛玩犬として世界中に知られている。この犬がアメリカへ連れていかれたのは、1920年。アメリカに渡るとすぐにペットや番犬として人気を集めた。引き締まったボディと知的で恐れを知らない勇敢な性質は、この国の人々をとりこにし、1925年には、この犬のクラブが設立され、ミニチュア・ピンシャーと命名された。ネズミを捕るのがうまく、またよく吠えるので番犬として飼育されていた。現在ドイツなどでは、この犬をツベルク・ピンシャーと呼んでいる。ツベルクとは超小型という意味である。

均整のとれた引き締まったボディと幼犬期に断尾した尾。スムースで、光沢のあるコート。耳は自然のままか、直立するように断耳する。ドーベルマン・ピンシャーとは外観がよく似ているがこの犬種とのつながりはない。

毛色
お手入れ

レッド・ブラック&タン・チョコレート&タン

コートのお手入れは週1~2回、ブラッシングし、湿らせた布で摩擦する。爪と耳は少なくとも週に1回はお手入れをする。

性格
運動

活気に満ち、陽気で意気揚々としているので、子供のよき遊び相手になる。家族に対して愛情深いが、自尊心が強く、過度に甘やかされるのは好まない。大胆で恐れを知らず、自信に満ちているので番犬として優秀。新しい環境にも素早く順応する。

エネルギッシュな犬なので、1日に1回はリードをつけて散歩させるか、逃げ出せない安全な場所に短時間放して運動させる。オスはテリトリーにマーキングする習性がある。