フィニッシュ・ラップフンド

Finish Raphund
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第1グループ
 
シープドッグ&キャトルドッグ(牧畜・牧羊犬)
フィンランド
45~50cm
25~30cm
45~50cm
15~19kg
12~16kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

かなり古くから北部ロシアやスカンジナビア地方、とくにフィンランドを中心に、トナカイ用の牧羊犬あるいは番犬として活躍してきた。
この犬種のはじめてのスタンダードは、1945年にフィンランド・ケンネル・クラブがラポニアン・ハーダーと同一犬種としたが、1967年に別犬種とし、ラップフンドと改名された。その後も何度か犬種名が変わったが、1993年にフィニッシュ・ラップフンドに決定し、現在に至っている。したがって公認されてからの歴史は大変短いが、この間に体型やそのほかの特徴もよく確立したため、今日ではヨーロッパ各国で、牧羊犬や家庭犬として流行し、めざましい広がりをみせている。

小型から中型で骨量もあり、筋肉もかたく、バランスがよい。
コートは全身長く、ふさふさした上毛と、やわらかく密生した綿毛のような下毛をもつ。

毛色
お手入れ

すべての毛色が認められている。

週に2回程度ブラッシングする。換毛期にはコームを使用し、とくに念入りに無駄毛を取り除いておかないと、皮膚病になる可能性があるので注意が必要。

性格
運動

臆病でも攻撃的でもなく、人にも犬にも親しみやすい。従順かつ穏やかで常に注意深く、家族に対しては忠誠心が強い。大変物覚えがよいので訓練しやすく、また他人に対して警戒心をもつところもあるので、家庭や農場の番犬にも向いている。

十分な運動が必要なので、長いリードをつけてきびきびとした引き運動をさせるか、広い場所で走りこませる。