マレンマ・シープドッグ

	Maremma Sheepdog
	05
	第１グループ
	シープドッグ＆キャトルドッグ（牧畜・牧羊犬）
	イタリア
	65～73cm
	25～30cm
	60～68cm
	35～45kg
	30～40kg

簡単な歴史・解説	特徴
イギリスで公認されたのは1936年と比較的新しいが、古くからいた犬種である。牧羊犬の源流をなすこの犬は、イタリアを中心にヨーロッパ各国で牧羊犬として活躍している。大型で体力・体質が非常に頑健。寒さにも強く荒野のいばら道でも突進し、熱心に作業する。家庭犬としても家族によくなつき、主人の言うことには従順。忍耐力もあり、番犬には最適。現在でもブリーダーたちが性格のよい犬を作出しようと努力している。	力感あふれる大型犬で、まるで頭部はクマのよう。顎は強くかみ合わせはシザース・バイト。目は顔の大きさに比べて小さく、優しい印象。鼻筋はまっすぐで鼻孔は大きく、眼は暗色。耳は三角形で小さく、頭側部に垂れている。コートは長く密生しているが、感触は粗くぴたっと寝ている。ややウェーブがかっている場合もある。
毛色	お手入れ
通常全身がホワイトだが、アイボリー、フォーンなどの薄い色でもよい。	コートの手入れは強めにブラッシングし、長い部分はコームでムダ毛を取り除く。
性格	運動
主人には忠実で従順。家畜の群れや家族を守るためには勇猛果敢に敵と戦う。	力が強く、気性が激しいところがあるので、散歩に連れ出すときには十分に注意が必要。