ナポリタン・マスティフ

Neapolitan Mastiff
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第2グループ
 
ピンシャー、シュナウザー、モロシアン・タイプ&スイスキャトルドッグ(番犬)
イタリア
65~75cm
25~30cm
60~70cm
60~70kg
50~60kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

1946年にナポリで開催されたドッグショーにこの犬がはじめて登場した。ヨーロッパに存在する全てのマスティフ犬は古くからいる犬種で、チベタン・マスティフの血統を引いていると考えられている。紀元前300年ごろ、ギリシャのアレキサンダー大王がマスティフ犬をローマに移入、今日のナポリタン・マスティフの祖先になったといわれている。古代ローマ時代から軍用犬として使用されていたのがヨーロッパに広がったとみられる。そのほかにも古くから、闘犬・牧羊犬・番犬・サーカス犬として広く活躍し、今日では家や敷地、牧場の番犬として使われている。

超大型犬。表情は重厚で力感あふれている。頭部は大きく、口唇は厚く、喉部の皮膚は垂れ下がっている。眼色は毛色によってさまざま。コートは厚く短く、輝きがある。

毛色
お手入れ

ブラック、リード(鉛色)、グレー、タイガー、フォーン。ホワイトのマーキングが趾や蹠に入ることがある。

短毛なのでコートのお手入れは楽だが、2~3日に1度はブラッシングをする。またはタオルなどで体全体を強くマッサージすること。口のまわりはタオルなどで手入れする必要がある。

性格
運動

外見はどう猛に見えるが、実際は温和で利口な犬である。主人には甘え、愛情豊かで家族みんなに友好的。勇敢で大胆、忍耐力も強い。幼児期から服従訓練をしっかり仕込めば、優れた番犬・家庭犬として大いに役立つ。

屋外で十分な引き運動をさせる。運動は毎日精力的に行わなければならない。