ダルメシアン

Dalmatian
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第6グループ
 
セント・ハウンド(嗅覚獣猟犬)
クロアチア
56~61cm
25~30cm
54~59cm
27~32kg
24~29kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

起源には諸説があるが、いずれにしても古くから、戦時用の犬、番犬、羊の番犬、狩猟犬、害獣駆除犬、駅馬車の伴走犬など、さまざまな場面で人間のために働いてきた万能犬種。ホワイトの地にくっきりしたブラックかレバーのポイントが非常にしゃれた印象で、19世紀には特権階級の専属犬となり愛された犬である。ダルメシアンというのは、この犬がはじめて認められた故郷ダルメシアに由来する。ダルメシアは以前、オーストリア領であった海岸の一地方の名前で、ここは現在のクロアチアに含まれている。また、ダルメシアンにはさまざまな呼び名がある。(例:英語のコーチ・ドッグ“馬車の伴走犬”、スポッテッド・ディック“斑点のディック”、消防犬など)アメリカでは一般に消防署のマスコット犬、ときにはサーカスの演技犬などという名もある。

背は力強くまっすぐで、極めて筋肉質な肩。コートは短くかたく、密生している。全身に1ドル銀貨大のスポットがある。コートがブラックの場合は眼色は濃いブラック、ブラウン、濃いブルー。レバーの場合は、薄いブラウン、ゴールド、濃いブルー。形がよく、薄く、つけ根の高い耳は、頭に密接していれば垂れ下がっている。尾は長く、理想は飛節まで達していること。

毛色
お手入れ

ホワイトの地にブラックかレバー・ブラウンのマーキング。スポットは丸く、境界がはっきりして、地色と混ざらない。大きさは1ドル銀貨と同じくらい。

コートのお手入れは必要最小限でよいが、毎日のブラッシングは、換毛を防ぐ助けになる。

性格
運動

体を動かすことが大好き。怜悧でもの覚えがよく、進んで何でもする性格。訓練にも素早く反応する。家庭犬としては見知らぬ人に打ち解けない。また、ほかの犬に対してどんな態度に出るか予測できないところがある。

とても活動的で、これは室内でも戸外でも変わらない。大量の運動が必要なので、長時間走らせるのがよい。