チベタン・スパニエル

Tibetan Spaniel
02
第9グループ
 
コンパニオン&トイ(家庭犬&愛玩犬)
中国(チベット地方)
約25cm
25~30cm
約25cm
4~7kg
4~7kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

何世紀もの間、ラマ教の修行僧たちによって“祈祷のための犬”として大切にされてきたこの犬は、起源をさかのぼれば、少なくとも1000年前まで達する。チベタン・スパニエルは小さな踏み車を動かすように訓練されていた。その踏み車の車輪には小さな羊皮紙が入っていて、回転するごとに祈りを捧げる人に1枚ずつ授けられるようになっていた。1900年ごろにはイギリスに紹介されたが、当時この犬種はペキニーズによく似ていた。その後、熱心な繁殖によって、口吻を長くし、ほかの犬種とはっきり区別できる特色ある犬種となった。

体高より体長のほうがやや長めである。頭部は体につりあって小さく、ややドーム型。中くらいの長さの口吻はややアンダー・ショット。羽毛が生えたような尾は、高い位置につき、背負う形になっている。絹状のダブルコートは耳の上や前肢の裏側などでとても長くなっている。

毛色
お手入れ

ありとあらゆる毛色がある。

1週間に2~3回はブラッシングを行う。

性格
運動

いつも陽気で、基本的には社交的な犬であるが、見知らぬ人にはよそよそしいことろもある。独断的なところがあり、体つきは小さいが性格は大胆。

非常に活発なので、運動には歩行と駆け足運動が必要。