イタリアン・グレーハウンド

Italian Greyhound
02
第10グループ
 
サイトハウンド(視覚獣猟犬)
イタリア
32~38cm
25~30cm
32~38cm
2.8~4.5kg
2.8~4.5kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

グレーハウンドは、紀元前数千年前にエジプトにいたことが証明されているが、イタリアンも同時期に同じ地域で誕生したと考えられている。イタリアのポンペイ市の埋没跡から、鎖につながれたイタリアン・グレーハウンドの骸骨が発見された。このことから、この種は古代エジプトやギリシャ、ローマの貴族のペットして飼われていたことが立証された。中世になってもヨーロッパ各国の王室で寵愛されてきたが、とくにルネッサンス時代のイタリアにおいて、かけがえのない存在として発達した。当時の名高い芸術家たちによって描かれた貴族の肖像画にも、主人と一緒の姿がある。

スレンダーで美しいボディ。グレーハウンドに似ているが、さらにほっそりしている。背はカーブして後躯に向かって下がっている。胸は深く狭く、腹部はよく締まっている。頭部は長く幅が狭く、頸は優美にアーチしている。コートは短く滑らか、そして薄く光沢がある。

毛色
お手入れ

フォーン、レッド、グレー、ブルー、クリーム、ホワイト、これらの色にホワイトが混じったものなどがある。ブリンドルとブラック、タンとブルー&タンを除くすべてのマーキングが認められている。

コートのお手入れは週に2回。ブラッシングと濡れタオルで摩擦すれば、入浴はまれでよい。

性格
運動

家族には愛情深く、一緒に遊びたがるが、見知らぬ人には内気になる。言動に対しては非常に神経質なので、言葉づかいは慎重に。この犬はベタベタと抱かれたり、過度に可愛がられるよりも、暖かく快適な場所で休むことを好む。

あまり激しい運動は必要ないが、毎日2回の散歩は欠かさず行う。イタリアン・グレーハンドは、ほかのハウンド種と同様に、追跡する機会を与えると全速力で走る傾向があるため、運動させるときは必ずリードをつける。