アイリッシュ・ウルフハウンド

Irish Wolfhound
05
第10グループ
 
サイトハウンド(視覚獣猟犬)
アイルランド
81~86cm
25~30cm
71~80cm
約54kg
約48kg
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

アイルランドの国犬で、高貴な人々への贈り物として用いられ、人気を博した。古くから、オオカミ退治や大型獣猟に使用されてきたが、詳しい起源は不明。18世紀後半にはオオカミ猟に多く使われ、アイルランドのオオカミを全滅させた。1862年イギリス陸軍大尉のジョージ・グラハムが、救助犬としても使用できるように尽力した。その結果、1885年になってこの犬のスタンダードが制定された。現在は体高や体重がさらに大きくなり、犬のなかで最大の犬種となった。1950年にアメリカン・ケンネル・クラブで公認されている。

大きくたくましい体型。体長は体高より長く、腰部はアーチを描く。腹部は巻き上がっている。胸郭部狭いが、胸は深い。頭部は長く、前頭骨がほんのわずかに盛り上がっている。耳は小さく、グレーハウンドに似ている。眼の間のくぼみほとんどなく、眼色は暗色。口吻は長く適度にとがっている。歯は健全で、シザース・バイトまたはレベル・バイト。尾は長くカーブしている。前肢は骨太でまっすぐ。後肢も筋肉が発達している。粗くかたいコートが体全身をおおい、眼の周囲と下顎の部分のコートは、ワイヤー状の長いコートが生えている。

毛色
お手入れ

毛色はグレー、ブリンドル、レッド、ブラック、フォーリン、ホワイト。

ペットとして飼育する場合は、日常のブラッシングだけを行えばよい。ショードッグにするのであれば、抜け毛や死毛を取り除き、耳内も汚れていないかよく観察し、爪はいつでも短く切っておくこと。

性格
運動

おとなしく静かな性格で、飼い主との完全な信頼関係をもつことができるが、少なくとも郊外で、高い壁の囲いのある庭でもないかぎり、飼育は不可能。また、高価で飼育面でも難しいところがあるため、犬の飼育経験が少ない人には不向きな犬種である。この犬は成長期には驚くほどよく食べるが、成犬になったら多量の食事は与えず、体型を見ながら調整するように配慮する。あまり吠えないので番犬には適さないが、侵入者のほうがおびえるほどの超大型犬なので、見張りの効果はある。気の小さなところもあるが、人間やほかの動物たちと、普段から接触させておくことでなれさせる。ときどき暴れることがあるので、子供のいる家庭ではよくしつけをしておくことが必要。

運動量はほかの大型犬より少なくてよいが、はしゃぎまわれるだけの広いスペースが必要。